岡山県労働組合会議

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連想分類語  公務員バッシング

と き:2012年11月7日(水)7:45~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要

 県労会議は毎月定例の早朝宣伝を行いました。今月の早朝宣伝は県国公が主体となり、国家公務員の賃下げ特例法に反対する宣伝を行いました。宣伝には22人が参加し、チラシ500枚を配りました。

 2012年2月29日、人事院勧告を無視し国家公務員の給与を2年間にわたり平均7.8%カットする『国家公務員の給与の改定および臨時特例に関する法律』が成立しました。武委員長は、「国家公務員の給与は地方公務員や独立行政法人、私立学校・病院、社会福祉施設など約625万人の民間労働者の賃金にも直接影響を及ぼす。既に、多くの独立行政法人で賃下げが実施され、地方公務員についても同様の賃下げ提案が徐々に広がってきている」と訴え、「民間企業の中にも国家公務員の賃金水準を参考に社員の給与を決定する例もある。便乗的な賃下げが行われることが考えられる。公務員と民間労働者の賃下げがお互いに連動する悪循環は、日本の景気を増々悪化させることになる」と話しました。

 続いてマイクを握ったのは藤城書記長で、「民主党は厳しい財政事情を口実にし、国家公務員総人件費2割削減を掲げ、有無を言わせず実行しようとしている。合わせて、国家公務員の新規採用の大幅抑制を決定し、地域主権改革をも進めようとしている。国家公務員はこの10年間で約84万人から30万人まで減少した。しかし、それでも国の借金は約493兆円から899兆円に増えている。国の財政を悪化させたのは国家公務員の人件費ではない」と述べました。

 日本の労働者の賃金は10数年間下がり続けています。公務では約71万円、民間では約53万円もの年収減です。こうした事態が起こっているのは日本だけです。

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と き:2012年3月20日(火)14:00~

ところ:大阪市

概 要:

 橋下大阪市長が市政の実権を執って以降、反対するものは許さないというファシズム的な市政が行われています。労働組合を敵対視し、マスコミをも総動員した公務員バッシングにより独裁政治の拠点づくりを進めています。「教育基本条例」「職員基本条例」などの二条例制定、市労働組合から強制的に組合事務所の取り上げを行おうとするなど、闘いは大きな山場を迎えています。そんな中、全労連は激しい攻撃にさらされている市職員などを激励する緊急集会を開催し、各地から150人が集結しました。

 集会の開催にあたり全大阪労働組合総連合・川辺議長は、「憲法、民主主義を踏みにじるようなことは許せません。橋下市長になり恐怖政治はより強くなっている。しかし、私たちには憲法に認められた権利があります。大きな闘いを前進させていきましょう」と力強くあいさつしました。

 全労連・小田川事務局長は、「自分に従わない者は排除する。そのためにはルールを無視、あるいはルールを変えてしまう。こんなことは断じて許せません。大阪で起こっていることが全国に派生していくかもしれないそんな危機感を持っています。様々な共同を広げて運動を大きくしましょう」と激励のあいさつを行いました。小田川事務局長のあいさつに続き自治労連・猿橋書記長、全教・長尾副委員長らが激励のエールを送りました。

 今後の行動提起では市民と一緒になって運動を進めて行くことが重要だとされ、共同を呼びかけていくことが示されました。

 当該者からの決意表明として大阪市労組連・実森委員長は、「私たちは憲法と民主主義に対し容認できない攻撃だと思いながら闘っています。組合に対して思想良心を侵害しようとする動きは今後、市民・府民にまで及んでいく。断固阻止しなければいけない」と怒りを込めて話しました。

大阪自治労連・前田委員長は、「大阪市役所のエレベーターには私語禁止の張り紙があり、一言も誰もしゃべらない。職員は常に橋下市長の監視下にあるという恐怖にさらされているため、職場内は殺伐としています。それでも、組合事務所だけは何をしゃべってもいい場所だと、組合員でない職員も立ち寄ってくるようになっています。私たちは断固闘います」と職場の実態と併せて決意を表しました。

大教組・小林書記長は、「橋下市長が行おうとしているのは、大企業・財界主導の大阪都市構想です。自分の利益のためには反対するものは許さない、労働組合潰しを強行する姿勢が見えています。私たちの闘いは正義を貫き、道理を守るたたかいです」と決意を表明しました。

 集会終了後、大阪市内で街頭宣伝を行いました。宣伝には60人近くが参加し、権利侵害・二条例制定を止めることを求める署名を集めました。大阪市民からは「がんばってください」「橋下市長の政治は怖い」という声もありました。しかし、一方では「アホ!」「バカ!」と罵ってくる人や、「労働組合が政治の邪魔をしている」と罵声を浴びせてくる人もおり、闘いの困難さを実感しました。

 橋下市長率いる大阪維新の会は国政への進出を目論んでいます。大阪で始まった労働組合への攻撃が全国的に展開されることがいよいよ現実味を増してきています。憲法と私たちの権利を守るために共闘の輪を広げていきましょう。

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