岡山県労働組合会議

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連想分類語  三上

とき:2010年4月17日(土)13時~16時30分

ところ:岡山市福祉会館(小橋町)

内容:三上 満(子どもの権利・教育・文化センター)の講演、実態交流など

概要:働き方が自己責任のもとに捻じ曲げられて、青年の働き甲斐が奪われていることや、就職難で雇用の機会さえない青年の実態から、生きがいや青年の成長について考える企画。雇用破壊のもとで働くことに疲れ、仲間との交流を嫌がる青年、政治を変えることに無関心な青年、自坊慈悲となって仲間との信頼関係を自ら断ち切ろうとする青年など様々です。低賃金のもとで働き、将来の展望さえ失っている青年の実態を交流して、どうすればこんな世の中を変えられるのか、青年が連帯すれば生きがいの持てる社会を作り出せることをお互いに励ましの中で確認し合おうとする熱意のこもった集会でした。集会には青年や一部のおじさんも含めて42人が参加しました。

やさしい笑顔があふれた三上満氏

 講演された三上満さんは自らの教員生活を振り返り、人間は人の役に立つこと、人を好きになることで立派になっていく。中学時代の生徒から結婚式に招待され、しどろもどろに「どうしようもないと思った生徒が立派になって、結婚式を挙げ、何かいいスピーチをと思いながらも、どうしようもなかった中学生の当時しか思い出せず、困った」時のお話をされ、その生徒が、結婚式場で先生に言った一言を紹介しました。「人間って、いつかまともになるもんだから、中学時代はあまりあせらないほうがいいよ」って言ったそうです。また、成長して「人間その気になればなんとかなる」と立派に仕事をしている生徒のことを思うと、人間だれだって可能性を持っている。しかし、その可能性の芽を摘んでいるのが今の政治だ。人間をランク付けして、遺伝子に基づく能力で選別している。こんなことでい社会ができるはずない。一生懸命やっても報われない社会は間違っている。しかし、そんな社会でも自己否定せずに「自分を好きになること、臨んで挑戦すること、自分と向き合うことの大切さ」をしっかりと持てほしいと参加した青年たちを励ましました。

三上満氏の講演レジメはココ三上満氏の講演レジメ34KB

青年雇用・生活アンケートの結果はココ青年の雇用・生活実態アンケート報告511KB

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