岡山県労働組合会議

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連想分類語  ベアテ・シロタ

とき:2013年3月8日(金)18時~

ところ:岡山県立図書館

3.8国際女性デー岡山県実行委員会は、県立図書館で県民集会を開きました。集会では、戦後の日本でGHQと共に憲法草案にかかわり、女性の権利を憲法に書き込んだ女性として有名なベアテ・シロタさんを描いた「私は男女平等を憲法に書いた」のDVDを観賞しました。集会には男性5名を含む65名が参加しました。県学習協の長久啓太事務局長がベアテさんの活動を通して、「憲法24条を実現していくために」として補足説明をしました。国際女性デーは、103年前の3月8日、アメリカの女性たちがパンと参政権をもとめて立ち上がった日を記念して毎年、全世界の女性たちがつながって行動してきました。春の訪れとともに、黄色いミモザの花をシンボルとして毎年開かれています。

ベアテさんは戦前から父親が有名なピアノ奏者だったということもあって、日本で暮らしていましたが、軍国主義が台頭してきてベアテさんはアメリカに留学しました。戦後になってGHQと共に来日して、マッカーサーの命令で民主主義と人権思想(特に女性)を憲法草案に書き入れる努力をされました。

主催者を代表して挨拶をした花田代表

長久事務局長はベアテさんの最後の言葉「日本国憲法に盛り込まれた平和条項と女性の権利を守ってほしい」を紹介して、基本的人権をつらぬいてこそ24条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)は生きてくるとしました。

長久事務局長

話の中で、自民党の改憲草案では「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は互いに助け合わなければならない」と自助・共助を謳って自己責任論の憲法化を狙っていると説明しました。

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