岡山県労働組合会議

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日付 2018年7月24日

と き:2018年7月22日

ところ:倉敷市役所~水島支所~旧霞橋

7月22日(日)平和行進。倉敷市役所~水島支所~旧霞橋西詰のコースです。53人が参加しました。酷暑と言われながらも平和行進は休憩や給水で地域の皆さんに支えられながら、熱中症になることもなく無事に行進を終えることができました。

倉敷市役所では総務部部長の内海さんが災害対策で忙しい中、「倉敷市は今回の豪雨災害で甚大な被害を受けた。ボランティアなどの支援を受けて復興に向かっている。支援をして下さっている方々に感謝。33年前に倉敷市が平和宣言をしている。平和の核兵器を無くそうと行進されている皆さんに敬意を表します」と伊東市長のメッセージを代読されました。

倉敷市職労や職員に皆さんから心を込めた千羽鶴が行進団に贈られました。途中の水島支所でも倉敷職員や水島医療生協の皆さんから折り鶴が何本も託されました。

行進の休憩地点では、地域の皆さんが冷凍バナナとカルピス、冷たいトマトと紫蘇ジュース、最後は甘いスイカまで用意して迎えてくれました。脱水とは無縁の元気の出る清々しい出迎えに心癒される行進となりました。

途中の休憩所で総指揮の田口さんは、「自衛隊が真備地区の復興に来ているのは有難いが、何故迷彩服なのか、なぜ迷彩重機なのかと考えてしまう。消防団や災害救助隊は目立つ色の制服で支援活動をしている。自衛隊をアピールしているように思えてならない。復興作業が終われば自衛隊に感謝する催しが始まるのかと思うと心中穏やかではない」と国の災害対策ついて疑問だと話しました。「どうして政府は災害救助隊を編成しないのか?これだけ災害が増え、諸外国からも支援の要望があり、自衛隊がしなくても災害に特化した救助隊が必要では?」と、復興への複雑な心情が行進者の間で交錯しました。

行進者の池田さんは、地元ということもあって臨港鉄道が水害の避難所になっていること、天井川となっている高梁川のこと、さらに嘗ては海だった処にどうして人が住めるようになったのか?それは人が生活を始め、埋め立て、河川の整備をはじめたから。水島地域は扇状に平野が広がり、道路も放射状に走っていることなど、地域の特性と災害の関係について話していました。

行進は様々な人との出会いや地域の特性に触れる機会でもあると自覚しました。水島原水協会長で倉敷医療生協労組の脇本さんは「核兵器禁止条約に背を向ける安倍政権に批判が高まっている。災害で国民が困っているときにカジノ法案の審議に没頭している政権はおかしい」と批判しました。

今回の行進の醍醐味は「霞橋の行進」です。この場所での写真が一番絵になります。小さな女の子が総指揮のタスキを掛けて先頭を歩き、行進団が後に続く姿は圧巻です。もう酷暑のことなど頭にないくらいです。行進には様々な出会いと楽しみがあります。その一つ一つに人生の喜びがあります。平和行進は私たちの財産であり、大切な運動です。行進の最後に食べたスイカは格別の美味しさでした。

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