岡山県労働組合会議

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日付 2018年7月20日

とき:2018年7月20日(木)9時~

ところ:岡山市大供公園~早島町役場

7月20日(木)の平和行進は岡山市役所前の大供公園から早島町役場までです。

出発集会の会場となった大供公園には行進参加者51名が出発集会に臨みました。

豪雨災害で岡山市の対応がなく、大森市長のペナントが届けられました。

県原水協を代表して県労会議の三上議長が挨拶をしました。

三上議長は、「蝉は元気に鳴いている。16日は午後寒河から備前市役所のコースを歩いた。5回目の平和行進だったが年齢もあり、大変きつかった。皆さんも体調には気を付けてほしい。原水協の総会があり、富田先生(関西学院大)のお話を聞いた。小国が独自の平和運動で核兵器禁止条約にも貢献したという話を聞いて感動した。どこかのセクハラ問題を放置して、女性の活躍を言い続ける国の政権とは全く違う世界があり感動した。日頃の平和の活動、草の根の活動をささやかでも一歩一歩すすめたい」と決意を語りました。

岡山市被爆者会・平末氏は「行進団の皆様とは今日でお別れとなる。18日には東山の慰霊碑にお参りをしていただいた。被爆者会として、核兵器廃絶のために運動されている皆様に敬意を表したい。87歳の生涯まっとうできればとの思いでいるが、今日は山本幸三副会長とご挨拶に来た。読売新聞から電話があり、当時、爆心地から2kmの被爆の実態調査行われており、7月末にはデータが公開される。核兵器廃絶の運動から63年、今回は517万筆の署名を集めたが1000万の目標に向かって運動をはじめている。願いを染み込ませた運動としてさらに前進させたい」と行進団に期待を寄せました。

通し行進者の南友香佳子さんは「被爆者にどれだけ寄り添えるか?悩んだが願いは被爆者に届くと思う。豪雨災害で悲しい思いになった。自分は多様性の社会に生きることを望んでいる。青い空に核兵器を落とさせないためには一人一人の努力が大切。政府をもっと動かす運動をご一緒に進めよう。被爆者も高齢化で思いが届かないように見えるが、めげないで頑張りたい。前に進む勇気があれば道は開ける」と元気に運動への期待を述べました。

2人目の通し行進者・五十嵐成臣さんは「神戸からこのコースに参加している。四国から平和行進60年の歩く行動に参加できた。核不拡散条約から、昨年は禁止条約へと大きく世界は変わった。核保有国の妨害があり、日本が反対していることは許せない思いだ。今は扉に手がかかった状態。訴えが届くように頑張りたい」と行進への思いを語りました。

総指揮を担当した共産党の東市議は「核兵器をなくそうとの願いを安倍政権は分かっていません。願いを行進に込めて、声を姿にしましょう」と呼びかけました。

途中の休憩所で行進者の声を聞きました。

林精研労組から参加をされた4人の女性のグループには3人の子どもさんを連れたお母さんも参加されています。

岩本さんは「先輩に誘われた。平和行進や世界大会のことがあったが初めて歩いた。友達や知人に核兵器の実態や世界の動きを知ってもらうことが核兵器廃絶につながると思う」と初めての平和行進に期待を込めました。

馬井さんは「広島の資料館に行ったことがある。特に被ばくした人は皮膚を垂らして歩いている人形はショックだった。行進は3回目だ」と体験を話しました。

内田さんは「子どもたちに原水爆禁止にについて知ってほしいと思って参加した。お母さんがやっていることを子ども足しに伝えたいと思った。家族の中でもよく話し合う」とにこやかに話してくれました。

1人でスマホと向き合っている青年は笠岡から参加の増成さんです。「青年の間では学習会をやっている。今年は豪雨災害で思うようにできていない。政府は外国ばかりに行かないで国内のことをしっかりとやってほしい。今回の災害で3人が亡くなった。家族の中でも平和について話し合っている」と身近なお話をされました。

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