日付 2017年5月11日
とき:2017年5月8日~10日
連休が明けると同時に共謀罪への反撃を開始した「共謀罪阻止連絡会」ですが、総がかり行動を言えると5月10日で6回目の宣伝となりました。
強行採決の声も聞こえる中で、こちらも先手で行かなければこちらも廃案にできません。8日は10人が参加して署名は15筆でした。10日(水)共謀罪阻止宣伝署名では10人が参加、署名は19筆でした。戦争法廃案運動のようには署名が集まりません。
やはり共謀罪という名前が分かり難いせいだと考えられます。組織犯罪等処罰法と言いますがもっとわかりません。これを説明するには時間が必要です。通りすがりの人にわかってもらうことは困難です。宣伝する側も「こんな法律は常識ではありえないと思うし、法案の説明が長くなってしまう。内心の自由が侵される?と言ってもやはり分からないだろう」と、日本人の人権感覚の弱さが反応に現れていることに焦りさえ感じてしまいます。
通りすがりの人たちは何を考えているのだろうか?そこで10日の宣伝では聞くことに徹しました。「共謀罪って分かります?」署名をしてくれた学生風の若い男性は「戦前の治安維持法で多くの人が捕まったことは知っています」と答えてくれましたが、何となく反応は鈍かった。「私たちは生活するのにやっとなのに、こんな面倒くさい法案を出してくる政府には怒りを覚える」と話した熟年の女性。「内心とか言いますが、私たちはもう盗聴も監視もされています。ですから賛成です」と答えた若い男性。勿論、よく分かっていて「怖いですよね」という人もいます。ですが、圧倒的多数は知らない風です。関係ないとでも思っているようです。宣伝をしていると、共謀罪に限ったことではありませんが、運動団体や署名がどう扱われるのか?に抵抗感を示す人もいます。
10人程度の宣伝ですから運動する側の迫力も今一です。アピール度の弱さは否めません。11日も宣伝はやります。14日日曜日は総がかりとして宣伝に取り組みます。多くの仲間の参加で、天下の悪法を跳ね返したい。ご参加ください。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 共謀罪宣伝, 活動日誌