日付 2017年5月1日
とき:2017年5月1日(月)10時~
ところ:旭川河川敷相生橋東詰三光荘前
5月1日(月)、第88回岡山県中央メーデーが開かれ、花と緑あふれる5月の街並みにデモ隊のコールが響き渡りました。
職場からの参加が年々厳しくなっているメーデーですが、今年は37団体400人が参加しました。澤田県労おかやま議長が開会宣言を行い、三上実行委員長が開会のあいさつを行いました。「安倍首相は働きすぎの社会から長時間労働を解消すると言っていたが、出された法案は過労死ラインの80時間労働を容認するものだった。先日も教職員は過労死ラインで働いていると報道された。山陽新聞でも岡山県の労働者は働き過ぎとしている。長時間労働の規制と大幅賃上げこそが経済と長時間労働解消の道だ。森友学園問題は教育勅語を教えている。おかしい教育がまかり通っている。共謀罪は内心の自由を侵害する法案だ。絶対に許せない」と挨拶しました。
来賓の垣内京美さんは「アベ暴走政治に未来はない。暮らしや命まで危険にさらされている。北朝鮮のミサイル問題で日本の対応はアメリカに同調して軍事的解決に手を貸そうとしている。北朝鮮に核開発をさせてはならない。共謀罪はキノコ狩りをすれば犯罪と捜査機関に判断される。働き方改革は過労死を認める法案は許されない。3月に国連で核兵器廃絶の議論がされたが日本も参加しなかった。被爆者の失望は大きい。野党共闘でアベ政権を退陣に追い込もう」と訴えました。
岡山市の堤修二治さん(岡山市産業観光局産業政策担当局長)は経済と産業雇用政策を基調とした大森市長のメッセージを代読しました。
おかやまいっぽんの榊原精さんは「私たちは誕生して1年。昨年は安保法制を廃案するために政治団体を立ち上げ、安倍政権を退陣させるために全国で野党共闘をすすめている。三銀選挙では136%の力を発揮した。衆議院選挙でもさらに発展させたい」と活動を紹介しました。
各団体からの訴えでは、県商連、高教組、自治労連、県医労連は工夫を凝らした寸劇やパフォーマンスを披露しました。
倉敷民商の禰屋町子さんは地裁では敗訴となったが、裁判所の判断は公安の言い分を丸呑みして、国民の申告権を認めない判決なった。私はあきらめない。ご支援を」と訴え大きな拍手に包まれました。
集会では「野党共闘を力にして、戦争のない平和な日本にするために一緒に頑張ろう」とするメーデー宣言を採択して、デモ行進に移りました。
今年の成果は昨年に続いて、シュプレヒコールを宣伝カー任せではなく参加者が考え訴えるコールができたこと、月曜日という日程にもかかわらず400人が結集したこと、プラカード展も減少傾向にあるが37点が出展されたことは大きな励みです。会場設営費も前年と比べて安くなりました。関係の皆様にお礼申し上げます。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 岡山県中央メーデー, 活動日誌, 第88回岡山県中央メーデー