日付 2017年3月30日
と き:2017年3月30日(木)12:15~
ところ:岡山駅西口
概 要
2017年3月30日(木)、岡山県社会保障推進協議会は、お金の心配なく医療・介護を受けられるように、公的責任における社会保障の充実を求める宣伝を行いました。9人が参加しチラシを300枚を配布し、署名16筆を集めました。
森本事務局長が訴えを行い、「社会保障が自己責任とされ自己負担が増やされている。社会保障制度は命と暮らしを守るものであるにもかかわらず、保険料が払えないからとして、財産を差し押さえされるケースさえ出ている。また、介護で働く人の賃金はとても低く、到底まともな暮らしができない。そのことが人手不足を招いている」と現状を説明しました。
署名に協力してくれた人の中には、「大病をしたことはないが、これからが心配」「大切なことだから頑張ってほしい」と声を掛けてくれました。しかし、署名に応じてくれるのは高齢者が殆どで、春休みということもあり学生や若い会社員もいましたが興味を示してくれませんでした。
若い人の多くは、時間残業するのも貧困に陥るのは力量が足りないからだ自己責任論を込まれています。社会の周縁では、必要な医療や介護を受けることができずに困り果て、孤立死する人や介護殺人など痛ましい事件が後を絶ちません。決して無関心でいられる問題ではありません。社会保障は憲法に明記された正当な権利であること、国の責務であることを広く浸透させ、自己責任からの大転換が求められます。
0 Comments | Posted by sakaki in 社会保障