3.11県春闘共闘総決起集会
0 Comments | Posted by kiyoshi in 県春闘共闘総決起集会 |
と き:2017年3月11日(土)10時~
ところ:岡山シンフォニーホールイベント広場
岡山県春闘共闘は3月11日(土)、岡山市シンフォニービルイベントホールにて春闘総決起集会を開き200人が集いました。県労会議を母体とする県春闘共闘は29年目になりますが、4年連続の賃上げを勝ち取り地域経済を活性化させようと、産別の取り組みを交流すると同時に、市民に向けても大幅賃上げと地域経済活性化を訴えました。
来賓として出席した大平衆議院議員(日本共産党)は国会報告として、労働法制の規制緩和に触れながら、「80時間は過労死ライン、繁忙期には100時間もの残業を強いる改悪案に反対して闘う。戦争法や憲法改悪など安倍政権の暴走はすさまじいが、これを阻んでいるのが国民の運動だ。共謀罪は国民・市民の声を抑え込む狙いがある。森友学園問題など国民の財産を格安で安倍首相と親しい人物だからと売り渡そうとする政権は絶対に許せない」と決意を示しながら、集会参加者を激励しました。
三上県春闘共闘会議委員長は「森友学園問題は安倍政権を考え方や体質をわかり易い形で表面化したものだ。雇用はよくなったと言われるがその実態は決して良くない。国民生活の安定と賃上げを一体に取り組もう」と呼びかけました。
伊原事務局長は、「社会的賃金闘争の3つの課題は同時並行して前進している。公契約運動も非正規公務員の賃金を正職員並みに引き上げ、公共工事の受注業者の下請けにも利益配分される状況を生み出したのは春闘を闘う仲間の成果だ。最賃引き上げと同時に、基本賃金の大幅引き上げと政治課題を同時に闘う春闘で市民を巻き込みながら前進することが大切」と基調報告を行いました。
産別の報告では9つの労働組合が活動報告や先行組合としての取り組みを紹介しました。JMITUでは4千円引き出しの支部もあり手応えを感じていました。生協労組は正規100円、非正規10円の回答に怒りをもって2次回答引き出しに向けて闘っています。自治労連の保育分会が中心となって待機児童解消に消極的な岡山市政を批判する寸劇で抗議しました。県医労連は社会保障の闘い、高教組からは教育を県民に取り戻す闘いと決意などが紹介されました。
集会を受けて春闘アピールを採択した参加者は、デモ行進で「大幅賃上げ」「地域経済活性化」「100時間もの残業は認めない」と訴えました。
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