岡山県労働組合会議

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日付 2016年7月8日

とき:2016年7月7日(木)19時∼

ところ:労働者福祉事業会館(労金ビル)

7月7日(木)、黒石健太郎さんの個人演説会が労働者福祉事業会館にて開かれました。

参加者は250人と立ち見の人も出るなど、熱気のある集会となりました。

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集会では河原会長、金澤連合会長、江田五月参議院議員、高井崇志衆議院議員などが挨拶をされました。また、今回は個人演説会の中でも初めていっぽんの会として大坂圭子さんが挨拶に立たれました。会場に共感の拍手が湧きました。高井崇志さんと江田五月さん、大坂さんのお話を紹介して会場の様子をお伝えします。選挙では同じような話が度々出てきますので、新鮮なお話をできるだけ紹介したいと思います。

☆大坂圭子さん@いっぽんの会のお話

自分達にできることは何か?とスタンディングを始めた。半数近い人が投票を決めていない。残りの日の奮闘が決まると思う。安保法制は子どもバージョンの絵本が出ている。私のやめてという本だ。内容は、国と国の戦争、殺される前に殺すと言い訳して始める戦争。始めるのは簡単だが終わるのは難しい。人殺しの道具が並ぶお店ができる。学校で学ぶのは殺すことしか認めない。戦争するのをやめてと言う。と紹介しました。涙を誘う内容ですが同時に戦争が簡単に始まってしまう危険も訴えている内容でした。

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☆高井崇志さんのお話

最終版になった。今日は政策宣伝カーに乗って本人に替わって訴えて来た。5分くらいの演説を70数回やった。昨日の新聞には改憲勢力が3分の2の勢いとの報道だったので、本当にこれでいいのかと問いかけた。自民党の改憲案は①政府が国民を縛る、②国民の義務ばかり、③立憲主義の否定だ。安倍改憲を信任することになり、フリーハンドを与えることになる。増税を先送りしたが社会保障まで先送りするのが安倍政権。保育も同じ。年金はもっと大変だ。1年間で5兆円の財源が消えた。民主党の計算では20兆円の損失と見ている。誰も責任を取らなくていいのか?まだクロケンは負けている。後ひと踏ん張りで自公の候補者を追い抜こう。

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☆江田五月さん

戦後、参議院のバッジを初めて胸に付けたのは父の江田三郎だった。バッジを志を引き継げる人にバトンタッチしたい。アベノミクスは彼にとっては成功していると思う。企業が一番活動し易い国、働く者の賃金を搾り取る政策など、どれも成功している。しかし、国民にとってはどうなのか?政治の目的が違う。アベノミクス失敗という結果をだそう。

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連続テレビのトト姉ちゃんでは今戦争が終わったばかり。戦争はついこの間のこと。皆が口を閉ざしたが、反対した人達は特高警察に捕まった。戦後、憲法があったから雑誌をつくれた。幸福追求権を保障しているのが憲法。憲法の下で平和・人権が認められてきた。しかし、安倍首相は違う。憲法は4日で素人がつくった恥ずかしいと言っている。不十分さはあるがこの憲法の下でやらなければならないことが多くある。黒石健太郎君を育てよう。

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☆黒石健太郎さん、怒りの訴え

バングラディッシュで日本人が殺された。日本人が狙われた。安倍政権によって平和憲法の解釈が変えられ戦争する国になったからだ。テロが日本で起きる可能性が出て来た。改憲されればなおさらだ。絶対にそうはさせない。

教育問題は深刻。給付型の奨学金制度をつくる必要がある。お金がなくて孫を大学にやれなかった年配の女性のお話を聞いた。悔しさが滲みでていた。これが今の日本だ。貧困を解消する必要がある。まともな就職先さえない中で現役世代の老後をどう保障していくのかが課題。今のままではなけなしのお金を貯蓄するしかない。それでは経済は活性化しない。子どもを育てるにもお金が必要。しかも保育園にも入れない状態。1ヵ月11万円の保育園があるがこれでは生活できない。保育士の賃金を上げる提案もわずかな引き上げで幕引きとなった。笑い事じゃない。

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何故こんなことになったのか?格差の広がり、再分配機能の回復が求められる。経済は消費が活発になれば活性化する。政府の方針を変えなければいけない。普通の人の思いを踏まえた経済政策が必要だ。期日前投票を終えた方もいると思うが更なる支援をお願いしたい。

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