7.20平和行進
0 Comments | Posted by kiyoshi in 岡山市被団協平末さん, 7.20平和行進 |
とき:2016年7月20日
ところ:岡山市∼早島町
保険福祉局長・森安は岡山市長のメッセージを代読して、「核兵器廃絶と平和な社会を求める運動に敬意を表す。岡山市は平成元年に6月29日を岡山市平和の日と定めている。世界の紛争が絶えない中、平和を願う運動の輪が広がることを願っている」と行進団をねぎらいました。
県労会議三上議長は「第2次世界大戦が終わっても未だに世界は混沌とした状態だ。平和行進として歩くことが重要な意味を持ち、1958年に平和行進は始まったが、世界に影響を与えていることに私たちは確信をもとう」と訴えました。
岡山市被ばく者会の平末さんは「昨日は東山の慰霊碑にお参りしていただき感謝している。後継者に引き継ぐ年齢となった。昭和30年に岡山に来た。当時、県知事に対して平和都市宣言をするように求めた経緯がある。被爆者は世界にいる。核兵器廃絶の署名を広げることが重要だ」と心情を語りました。
今日は元気っ子保育園の子ども達8人が途中で合流。COOP大福まで一緒に歩きました。
西市の公園では子ども達への参加に感謝のプレゼントとして、通し行進者の山内さんがトランペットでアンパンマンを演奏。青い空もみんなで歌いました。
COOP大福で休憩している間に2人の青年とお話しました。
平和行進3回目の吉田さん(ソーシャルワーカー・女性)は、「仕事で行進参加を保障してもらえることが有難い。世界大会は行ったことがある。魅力は中学の時に学んだことが生きている感じがする。原水禁大会は核廃絶の運動に参加できている実感がある。署名運動にも参加している」と明るい声で話してくれました。
国土交通省にお勤めの青年・松下さん(男性)は、「行進は8回目の参加。毎回のコースはまちまち。車検証をつくる仕事をしている。平和行進の魅力は暑い中、みんなで歩くのが平和行進の魅力。原水禁大会には参加していないが一度は参加したいと思っている。でも勤務の都合でなかなか難しい。署名運動は組合でもやっている。子ども達と歩くと心が和む」と気さくな感じインタビューの応じてくれました。
59回目の平和行進は連日の猛暑。それでも行進団は元気よく平和を訴えて歩いています。東京・板橋原水協から通し行進をされている山内金久さんはトランペット奏者であり、元東京の区議会議員。しっかりとした足取りで歩かれています。すでに、北海道、沖縄のコースを歩かれ、今回の東京からのコースで3年連続の平和行進です。時に披露されるトランペットが素晴らしい。
行進3日目は、山内さんの奏献で東山の慰霊行動が行われました。例年にない厳かな雰囲気の中で祈りが捧げられました。マテットさん(フィリピン)はミンダナオ島で人権擁護と平和運動で活動されています。2000年に紛争があり、戦争では何も残らないと訴えています。