7.11参議院選挙結果について
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参議院選挙の結果について
県労会議が黒石健太郎さんの支援決議(6月10日)をしてから全力で支援運動をしてきました。結果は自民党候補に惜敗する結果となりました。
結果についてまとめました。
2016年第24回参議院選挙の結果は安倍首相を取り巻く改憲勢力が3分の2となる165議席以上を占めました。今回、自民党は56、民進党は32、公明党は14、共産党6、維新7、社民1、生活1、無所属4議席の結果になりました。
自民党は改選議席を6議席上回りましたが、実際には前回の2013年の選挙(非改選)に比して9議席減、公明党が3議席増の結果であり、与党としては6議席減となりました。確実に自民党の支持率は減っています。
一方、改憲を阻もうと統一候補を出して闘った野党4会派は選挙区で前回と比べると、民進党が15議席増、共産党が2議席減、社民党と生活の党は1議席で前回と同数でした。従って、4会派は12議席増となり野党共闘の成果を出しました。全国32ある1人選挙区では自民党が21勝11敗となりましたが、逆に統一候補側は自民党が31の内で重点区とした選挙区で2勝11敗という結果を出し成果を生んでいます。また、朝日新聞の出口調査によっても1人区の当方先は公明党で24%、無党派層では56%が統一候補に1票を投じており、その効果は明らかです。
改憲勢力が3分の2を占めたとはいえ、自民党の議席は27年ぶりに参院単独過半数に至らず、改憲勢力のバランスは微妙です。公明党の山口代表が「憲法9条改定は必要ない」と応えるなど、ポーズとも取れる発言をしていますが改憲の発議は各党の思惑によって簡単には進まないと予想されます。
開票結果(7月11日)
小野田紀美(自民)437,347当選
黒石健太郎(野党統一)329,501
田部雄治(諸新)20,378
参議院選挙での一コマ:七夕電話作戦は以下に
今回の選挙で岡山選挙区は黒石健太郎氏を候補者にして実力以上の選挙ができたのではないかと思っています。前回2013年に民主・社民・みどり・共産党が獲得した岡山の得票は246,319票でした。それが今回は329,501票を得たのですから素晴らしい成果です。逆に自公が獲得した票は490,727でした。結果は437,347票ですから大きく票を減らしています。黒石健太郎さんは敗れたとはいえ、相手候補を確実に追い込んでいます。ですから黒石候補は相当頑張って支持を広げています。
・・・・・・・・・ご紹介・・・・・・
黒石健太郎さんの決意(一部抜粋)
今回の活動を通じて、 本当に多くを学ぶことができました。
東京と地方の大きな差、 生活する人の考え方の違い、 世代間の違い、 政治に関わる人の目的意識の違いなど、 これまで本当に一部の方々のご意見しか伺ってこなかったと痛感いたしました。
日本は1億2000万人から成り立つにも関わらず、 ごくごく一部の方の気持ちしか理解しきれていなかったと感じました。
これは、政治に挑戦するにせよ、 事業を行うにせよ、 32歳の前半をこの学びにあてることができたことは、 今後の人生に、間違いなくおおきな財産となります