日付 2015年5月7日
と き:2015年5月7日(木)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
憲法改悪反対岡山共同センターは定例の街頭宣伝を行いました。今回の行動には9人が参加し、8筆の署名を集めました。
マイクを握ったのは弓田さんで、「安倍内閣は、昨年7月、憲法9条の解釈を180度変えて、集団的自衛権の行使を強行採決した。これにより、アメリカの戦争が侵略戦争であっても日本が加わっていくことになります。そうなると、日本もテロの標的とされ、攻撃の対象とされることになる。日本は戦後、憲法9条のもとで、海外で人を殺さず、殺されなかった。だからこそ日本は世界から信頼を得てきたのだ。国際社会の信頼を踏みにじるような戦前回帰は絶対に許されない」と話しました。
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とき:2015年5月3日(日)13時30分~
ところ:三木記念ホール
5月3日(日)、第39回憲法記念日岡山県民のつどいが三木記念ホールで開催されました。今年の集会は合唱や詩の朗読に続き、メインとなる講演に中富公一(実行委員長・岡山大学憲法学教授)さん、沢知恵(シンガーソングライター)さんの招待コンサートが行われ、会場には約400人が集いました。
主催者あいさつでは高教組委員長の三上雅弘さんが、「安倍首相は憲法を、国民を縛るものに変えようとしている。統一地方選挙では政権に対する批判として棄権を選択する人が増えてきた」と国民の反応について言及しました。
中富さんは、戦争する国づくりがなぜ憲法を踏みにじっているのかを詳しく解説しながら、自身の最新の著作「自信をもっていじめにNOというための本」から、憲法とは何かを理解し活用できることが、権力者への対抗戦略になると話しました。沢さんは自身の生い立ちから人権に対する取り組みを歌としてメッセージを伝えることの大切さを、演奏を通して紹介しました。
中富さんは「どうしていじめなのか?」と問いかけ、「憲法集会は憲法の価値を守るための集まりだが、守るだけでは戦に負ける。攻めは守りなり。至る所で憲法を活かす試みがあってこそ憲法は守られる」と話しました。その上で、「憲法は社会契約」だとして、「憲法は国家権力を縛るものであり、それが立憲主義。憲法そのものが国家権力の正統性の根拠となっている。だから、安倍首相も憲法を否定できない」としました。その憲法が一貫して守るように言っているのは人権であり、いじめは人権侵害だという視点が必要だ」と強調しました。憲法の活用について、「いじめを苦にして自殺した愛知県西尾市の中学2年生、大河内清輝君の遺書から何を読み取り、なぜいじめた人を責めないで、と言ったのかを考えることが必要であり、人権侵害には闘うことを教えるのが法教育だ」として、「人権教育の必要性や憲法の活用が求められる」と話しました。
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