4.25JR福知山線列車脱線事故を問う集会
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とき:2013年4月25日(木)18時40分~
ところ:国際交流センター5階第1会議室
国鉄労働組合は福知山線断線事故から8年目となる4月25日、集会を開き地域の仲間60人が参加しました。集会では国労中央が編集したDVDを観賞した後、青山准三第3支部執行副委員長から福塩線をよくする会の取り組みが報告されました。
挨拶をする後藤委員長
JR福山線の万能駅や新一線の無人化反対やホームの拡張、通勤時の駅員は一、自転車置き場の防犯カメラ設置、トイレの改善要求などを組合員も参加する「JRをよくする会」を組織して、地域のPTAや町内会を巻き込んで改善させた経験が報告されました。
JRをよくする会の報告をする青山さん
青山さんはJR西日本沿線では遮断機や警報機がなくて、事故も予想されることから今後も改善運動を進めると決意を語りました。
片岡公夫書記長
片岡公夫書記長は、「福知山線脱線事故では107名が死亡、562名が負傷し、事故検証の過程でJRの日勤教育が問題となったが現在でも事故の原因は明らかにされてない。JRはその後も利潤重視の経営を続け、過密ダイヤなど利益優先の経営方針は変わらない。当時の教訓が生かされていない。人減らしや派遣社員の増員で上司に意見を言いにくい職場運営となっている。JRは人減らし合理化をすすめており、安全よりも儲けを重視する企業に後戻りしている。事故当時の山崎前社長は裁判で無罪となり、歴代社長も自分に責任はないと居直っている。企業責任と再発防止を図るための公正な裁判と判決が求められている」と話しました。