岡山県労働組合会議

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連想分類語  青年運動

と き:2012年5月27日(日)9:00~

ところ:静岡県

概 要:

 

 ユニアカ2012の二日目では原発ゼロの運動を青年としてどう進めて行くのかを考える学習会となりました。林克さん(静岡県労働組合評議会議長)を講師として、「世界一危険な浜岡原発の廃炉から、原発ゼロをめざす」と題した講演が行われました。

2日目の司会は細川善広さん(国公労連)(^_^)/

 林克さんはまず福島原発事故の惨状を目の当たりにして原発が「安全」で「安い」ものではないことが明らかになったとし、「校庭の土壌、水道水、牧草、農産物、水産物、そして、静岡のお茶にまで放射能汚染は及びます。チェルノブイリ事故では9000人がガンで死亡し、子や孫など次世代にも大きな影響を与えています。現在、福島県の12市町村10万人が避難生活を余儀なくされています。このように原発事故の被害は空間的、時間的、社会的に広がります」と話しました。

 

林克さん(*^^)v

 原発が安全でないことについて、「原子炉を止めたとしても、原子炉内の燃料棒は膨大な熱を出し続けます。絶えず水で冷やすことが必要で、構造そのものが不安定です。また、核燃料を燃やすと使用済み核燃料が絶えず出続けることになります。100万キロワットの原発から、毎日3kgのウランが出ます。これは1日でヒロシマ型原爆3発分。1年で1000発分に相当します。しかも、使用済み核燃料は後始末ができないのです」とグラフを示しながら説明しました。

 「浜岡原発予想される東海地震の震源域の真上にあります。また、長さ400kmの巨大な活断層が浜岡原発の真下に存在する可能性があることも研究でわかってきています。中部電力はそうしたことを否定していますが、東日本大震災以降、専門家らは耐震評価の見直しを訴えています」と浜岡原発の危険性を訴えました。最後に、「3月11日のひまわり集会では幅広い共同が実現しました。5000人の参加があり、若者や子供連れの親子、ビジネスマンの姿も見受けられました。幅広く結集する運動と機動的に行動する運動を作っていかなければいけません」と今後の運動のあり方について話しました。

感想交流の様子(^_^)/

 その後、グループに分かれて感想交流と今後の運動について話し合いました。各グループの意見で多かったのは「自分たちの生活を見直さないといけない」という意見です。原発をなくすだけではなく、これからの自分たちのライフスタイルについて多くの青年が考えていました。

最後にグループごとに発表ヽ(^o^)丿

 閉会あいさつをおこなったのは中津川恵子さん(大阪労連)で、「原発ゼロの社会をつくるために、青年同士が連帯して頑張らないといけない。今日までの2日間で学んだことを、帰ってから一人でも多くの青年に広めてください」と話しました。

中津川恵子さん(大阪労連)

 今回のユニアカは原発問題をテーマに開催されました。これからの時代を生きていく私たち青年だからこそできることとしなければいけないことがあると思います。ユニアカ2012を通して、これからの自分を見つめなおすことができたのではないでしょうか。

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