連想分類語 空襲体験
と き:2016年6月29日(水)19:00~
ところ:城下地下広場
概 要
ピースキャンドル実行委員会主催による「岡山大空襲から71年~犠牲者2000人へとどけ!ピースキャンドル~」が今年も開催されました。雨天のため城下地下広場での開催となりましたが、50人を超える人が参加しました。
犠牲者2000人を表す折り鶴
1945年6月29日午前2時43分、岡山はB-29による空襲に襲われ、約9万5千発もの焼夷弾が落とされました。少なくとも1,737人が亡くなり、多くの人がやけどを負いました。アメリカ軍の報告によると、当時の市街地の内63%が焼失したとされています。ピースキャンドルはこの岡山大空襲の記憶を風化させないことを目的にしています。
まず、岡山大空襲の実態を知ってもらうために葛原一也さんによる空襲紙芝居の上演がありました。紙芝居では普通の生活をしていた普通の市民が空襲に襲われ、子どもからお年寄りまで犠牲になったこと。戦争という悲劇がもたらした災禍を物語っていました。
その後、元教員の松谷恭子さん(82)の空襲体験を聴きました。「空襲だ!と言われて大慌てで逃げた。岡山の様子は辺り一面真っ赤で、ものすご爆音で怖かったのを覚えている。明け方には黒い雨が降り、雨の中を歩いて逃げていた、辺りには死体があったのも鮮明に覚えている。私が空襲体験を話すのは、二度とこのようなことが繰り返されて欲しくないからだ」と参加者に訴えかけました。
チームものものによるミニライブ♪
みんなでピースサイン♬
午後8時、ろうそくに点火。ピースマークが浮かび上がる中、参加者が一人ひとりが手に持ったろうそくに点火し合うキャンドルリレーが行われ、黙とうを奉げました。
0 Comments | Posted by sakaki in 平和, 県民運動