岡山県労働組合会議

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連想分類語  女性の権利

とき:2013年2月17日(日)

ところ:勤労者福祉センター5階第3会議室

概要 

2月17日、県労会議女性部は第16回の定期大会を開き22名が参加しました。大会では名村女性部長のあいさつや、事務局長の女性の権利やジェンダーについての報告を問題定期として分散会が開かれ、悩みや組合のことなどを自由に語り合いました。

挨拶をする名村女性部長

今回の大会は事前の役員会で「これまでのような活動報告と方針案の提起だけでは女性の問題意識は深まらない。それぞれが日頃の問題意識を気軽に出せることが大切。日常の問題意識から権利について考えよう」と話し合い、準備をしてきました。

ケーキを食しながら楽しく語り合いました。

分散会は4つのグループに別れ「①最近ハマっていること、②組合のこと、女性部のこと、③心配や不安、気になること」の3つのテーマで話し合いました。ある分科会では「悩みは深いが誰かに任せるのではなく、自分たちの問題として立ち止まって考える必要がある。おかしいことをおかしいと言えるように、組合の活動で広げたい。生活の中でぶつかっている問題を出し合って話し合うことが大切だ。回り道なようでも共通点を見つけてつながれば、組合を強くしていくことにつながる」と感想をまとめました。別の分科会では「時間が足らないほど楽しくしゃべることができた。女性の権利が使えない状況がある。生後4ヶ月の子どもがいても夜10時間まで働いている話や、生協の配送ではコンビニもガソリンスタンドもなくトイレに行けないという悩み、サービス業の窓口ではお年寄りのセクハラで胸を触られるなどの困り事もある。制度を勉強して改善したい。行政問題では人員削減で十分なサービスが出来ない中で苦情が飛び交うなどの問題点が出された」と報告しました。閉会の挨拶をした県国公の落合さんは「気軽に話し合うことが大切。このような会話を単組や支部でも広げたい。今後とも頑張ろう」と今回の試みの成功を確認しました。参加者からは「楽しかった。単組でもこのような話し合いがしたい」「難しい組合の方針は話せないが身近な話から親しくなって、みんなで物が言える職場にしたい」などの感想が寄せられました。

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と き:2012年3月3日(土)13:30~

ところ:岡山県立図書館

概 要:

 

 「憲法をいかし、いのちとくらし守る社会を!」をテーマに国際女性デー岡山県集会が開催され、40人以上が参加しました。

 集会開会にあたり岡山県母親連絡会の河重寛子さんは、「1人の女性として生きたいという思いは誰もが同じです。しかし、私たち女性を代表する女性議員は少ないです。政治を動かすのは私たちの世論です。一人ひとりの悩みやつぶやきを大きく発展させましょう」と力強くあいさつを行いました。

 その後、「カンボジアの女性と子どもたち」というテーマでラック・サナさん(カンボジア出身、2009年吉備国際大学を卒業後。現在、岡山県倉敷市内の企業で勤務)が講演を行いました。ラック・サナさんはカンボジア国内の風景写真を紹介したのち、「昔のカンボジアでは女性は勉強しなくてもいいという風潮がありました。男性に養ってもらうのだから必要ない。女性が勉強し、多くを学ぶと変な知恵がついて男女交際に影響するというのがその理由でした」とかつては日本と同じような男女差別があったことを話しました。「日本では女性は結婚すると男性の姓を名のり、男性側へ嫁ぎます。しかし、カンボジアでは名前は変わりませんし、男性が女性の家に入ります。それは現在でも同じです」と文化の違いについても触れました。学校教育について、「カンボジアでは学校にみんな行きたいと思っています。しかし、経済的な理由で学校にいけない子どもたちがたくさんいます。日本ではみんなが学校に行っているのでとても驚きました」と日本の学校教育が広く全般に行き渡っていることを称賛しました。

 講演終了後、DVD「放射線内部被曝から子どもを守るために」を鑑賞しました。閉会では「もっと自由に生きたい。平等に扱われたい。平和に暮らしたい。お金の心配のないくらしがしたい。ゆったりと子育てしたい。不安のない老後をおくりたい。日々かがやいて、いきいきとゆたかに生きたい」との女性の願いがアピールとして読み上げられました。

 集会終了後、岡山市内を30分ほどパレードして、女性の権利向上をアピールしました。

 ラック・サナさんは写真でカンボジアの食文化を紹介してくれました。カンボジアでは昆虫も食糧になるそうで、日本人の感覚からしたらありえないと思いがちです。しかし、日本人はお刺身を食べます。これはカンボジア出身のラック・サナさんからしたらありえないことだそうです。「常識は人の数ほどあるのだ」と考えさせられました。女性は結婚して、子どもを産んだら仕事を辞めるのが当たりまえ。男性より賃金が低くて当たりまえ。しかし、それは本当でしょうか。多くの女性は違うということに気が付いています。男性自身も変わるときではないでしょいうか。

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