岡山県労働組合会議

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連想分類語  リサイクル

とき:2013年6月16日(日)13時30分~16時30分

ところ:倉敷駅前商店街ビオス憩いの広場

自治労連は6月16日(日)、倉敷駅前商店街ビオス憩いの広場で「生き活きフェスタinくらしき」を開き、家族連れなど600人が参加して賑わいました。午後1時30分のオープニングでは花田自治労連委員長が「私たちの街をもっと暮らしやすく、安全で安心して生活できる街にしようと今年も開催する運びとなった。一緒に楽しみながら、学び、働くことをみんなで考え交流しましょう」とあいさつしました。

オープニングでは高校生によるダンスパフォーマンスが披露され、男の子たちのブレイクダンスに盛んな拍手が送られました。第2会場では14時からアユ釣りやアユのつかみ取りに子どもたちが挑戦して、びしょ濡れになりながらアユを追いかける我が子に、盛んな声援を送るお父さん、お母さんの姿が見られました。

第2会場では、揚げパンと牛乳のセットやアユの炭火焼が格安で販売され、飛ぶように売れています。第1会場に戻り2階に上がると、そこは工作コーナーが開かれており、倉敷市内の学校図書館司書の皆さんによるパネルシアターが始まっていました。

クイズ形式で動物の生態がわかる特製のパネルの前には、子どもたちが答えを探して説明に耳を傾け、手品のようなパネルの世界に興味津々です。見守るお母さんたちからは思わず拍手が湧き起こりました。階段の下では保育士さん達ができたばかりの「アンパンマンちょうちん」をヨーヨーのように弾ませて子どもたちを誘っています。たちまち工作室の「つくって遊ぼうコーナー」の周りは人だかりができ、牛乳パックで簡単にできるヨーヨーに子どもたちは夢中になっています。

その間に、親たちは今話題の「子ども子育て支援新制度」の展示で学習するにくい企画が用意されています。学習と遊びが融合して「遊ぼうコーナー」はやる気と集中の世界となりました。となりでは、環境部会はリサイクルを意識的に取り組もうと、「マイはしづくり」「ペットボトルの竹トンボや空気砲工作」など楽しみがいっぱいの企画にとりくみました。

1階のメイン会場に戻り、給食試食コーナーでお腹を膨らませると、健康チャックコーナーで検査気分。落ち着いたところで、みずしま財団のパネル展示を見ながら、「倉敷の海の現状やアマモ場・干拓の役割」を学習。説明によると、マップは地元の中学生の作成と聞き、秀逸な作品に驚きながら係の女性に、「分かり易く描かれている。子どもたちにとっても記憶に残る作品」と感想を語りながら、しばらく会話が弾みました。

最後はTPPについて担当の宇野忠義さん(弘前大学名誉教授)と懇談です。街頭宣伝の参考にと質問しながらじっくりと解説を聞くことができました。TPPの関税撤廃の前に、日本のすべての産業がアメリカ企業の食い物にされることが分かっていながら、TPP参加が止まらないのはどうしてか?など。一部の輸出大企業が儲かると言うのも間違いだと分かりました。アメリカは利益のない協定に参加しようとする日本に驚いているそうです。

TPPは単に利益だけの問題ではなく、検疫もなくなり、世界の細菌がグローバルに蔓延する協定だと再発見。アメリカは世界の富を食い荒らし、破壊する恐ろしい怪獣だという認識が甘いと自覚しました。気がつくともう、フェスタは終わろうとしています。2年に1度の企画ですが、毎年の企画が望まれる内容でした。

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