岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

とき:2016年7月25日(月)9時~

ところ:金光町支所~笠岡市役所

金光町からの出発です。行進には32人が参加しました。

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浅口市金光町総合支所市民生活課長・中島理恵さんは支所長のメッセージージを代読しました。「平和行進が恒久的平和の実現のためにご尽力されていることに敬意を表します。戦後71年、忘れることのできない夏がやってきました。核兵器は人類の脅威、一層のご尽力をされるように祈念する」と挨拶されました。

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浅口市職労・藤沢(執行委員長)さんが「今年も核兵器廃絶、世界平和の実現を求める時期がきました。平和行進が浅口市にやってきました。この行動をノウモア広島、ノウモア長崎を合言葉に平和行進を笠岡まで頑張って歩きたい」と決意を語りました。

通し行進者の山内さんは「歩いて楽しい行進をしている。道標など珍しいものを見ながら歩いている。昨年は沖縄戦70年ということで昨年は沖縄の平和行進を歩きました。今日で81日目となりました。どこでも自治体の首長さんや議長さんの激励と仲間の励ましで元気に歩いている。明日は広島県に引き継ぐ。しっかりと歩きたい」と挨拶し、トランペットで「原爆許すまじ」と「青い空」を演奏しました。

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浅口市役所での出発集会は浅口市労働組合の斉藤さんの司会で始まりました。

田村諭副市長の栗山市長のメッセージを代読しました。市長は「平和行進参加の皆さんの平和を求める尊い気持ちに敬意を表します。広島・長崎に原爆が落ちて71年目が経過しようとしている。私は人類初の被爆国として核兵器廃絶を訴えていますが、残念ながら廃絶には至らず、人類はその脅威にさらされています。オバマ大統領は5月27日に現職の大統領として初めて広島を訪問、広島・長崎両市長を前にスピーチを行いました。第2次世界大戦の犠牲者に哀悼の意を表すとともに、核兵器のない世界を追及していくことを語りました。これによって核廃絶の機運が高まることが期待されます。平和を願う浅口市民として恒久平和願い、国際平和を追求することを表明します」と述べました。

 

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続いて、中西議長から挨拶。浅口市実行委員会から桑野市議会議員が「浅口市は合併して10年となります。合併後、非核自治体宣言は検討するとされたままになっている。2008年9月に非核平和浅口市宣言の請願を採択、2009年9月には非核日本宣言の意見書の採択、2011年7月には栗山市長のもとに平和市長会議にも加盟しています」と平和行政について具体的な動きが紹介されました。自治体からがペナントと募金が寄せられました。

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笠岡市では出迎えてくださった職員の皆様とピースバルーンが行われました。

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とき:2016年7月23日(土)13時30分~

ところ:民商会館

7.23倉敷民商弾圧事件の勝利をめざす最高裁上告趣意書の学習・決起集会が開かれました。

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納税申告をサポートしてなぜ悪い、自主申告権を守れと検察の圧力、不当な裁判と闘う倉敷民商弾圧事件(小原・須増さん)は昨年4月14日に岡山地裁で有罪となりました。

この判決は検察の当初の求刑からすれば軽いものでした。裁判でも「小原さん、須増さんは中小業者のためにやったことであり、私利私欲はなく、2人が作成した確定申告書には誤りもなく、課税の適正は害されていない」と判断されました。しかし、引き続き闘われた高裁の判決はひどいものでした。

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弁護団が主張した「結社の自由」という主張にもとづいた証人採用や証人尋問が一切認めることなく1回で結審するという地裁以上にひどい内容でした。権力と闘う裁判の厳しさを示すものです。原告は直ちに上告し、上告趣意書を提出しています。

その趣意書の内容は膨大なものですが、最高裁へは国民救援会や支援団体が毎月、東京に出向き公正な裁判を求めて要請を行っています。

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最高裁では裁判が開かれずに棄却されることはよくあることです。須増さんや小原さんの無罪を勝ち取るためには、どうしても最高裁の弁論を開かせることが重要です。そのためにも考えられるできる限りのことをやり切り、裁判に勝とうと開かれた学習・決起集会です。集会には40人が参加しました。

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主には上告趣意書のポイントを掴むこと、裁判長に自筆の要請書を加工ということ、署名や代表団を送る支援募金を集めようとするものです。

上告趣意書については弁護団事務局長の岡邑祐樹(オカムラユウキ)弁護士が説明にあたりました。先生によるとポイントは5つです。

第1は税理士制度・納税者の権利憲章の国際的分析、第2は何のために税理士法52条があるのか、第3は一律に罰する必要はないこと、第4は結社の自由、第5は相模原交友会事件判決の批判です。説明は結社の自由いついてだけ簡単に記します。

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その1点目は倉敷民商が政治的アピールをする表現的結社であると同時に、相互扶助的な協同組合的結社であることです。そうした結社は営利を目的とした株式会社よりもより強い憲法上の保障がなされるべきというものでした。2点目は他人の求めに応じて税理士業務を行ったのかどうかが争われていますが、民商事務局員は株式会社の従業員と同じように、民商会員と事務局員は「他人」の関係とは言えないと指摘していることです。つまり、他人の求めに応じて申告書を作成していないのです。ここが重要な点です。

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集会では国民救援会の竹原事務局長から自筆の要請書を書こうということ、署名を進めることや月1回の最高裁要請に代表を送って、直接要請をするというものです。

権力と闘う厳しさを考えられるすべての方法で闘おうと呼びかけられました。

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とき:2016年7月23日(土)8時45分~

ところ:山手支所~

54人が行進に参加しました。

山手支所の難波さんから所長のメッセージを代読

平和行進の皆様に心から敬意を表します。行進される皆さんのメッセージが世界に届き

核兵器のない平和な世界が訪れることを願っている。暑い中での平和行進です。身体に気を付けてください。

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通し行進者・山内さんのお話し

今日もいい天気。3年目の平和行進は79日目になります。どこれも激励をいただきありがたいです。今日も元気よく歩きましょう。

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マテットさんのお話し

力を合わせれば声は大きくなり行動は力強くなります。極端な暴力や、数世代にわたり多くの人命が失われるような経験は繰り返してはなりません。ノウモア広島、ノウモア長崎、ノウモア戦争、平和行進です。凛とした声で話されました。

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と き:2016年7月22日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要

 

原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は195回目となる抗議デモを行いました。本日の行動には27人が参加し、原発ゼロを訴えました。

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出発前のミニ集会では、伊原潔さんが情勢報告を行い、「東京電力福島第一原発の事故で歩車線量が最も高い地域に指定された帰還困難地域について、政府は一部解除する方針を固めた。線量が下がってきたことを理由に5年後をめどに徐々に解除する考えだ。しかし、復興拠点以外の大半の区域はさらに長い間、帰還不能になる。そうすると、解除対象から外れる区域の避難者は国から見放されかねない。こうした背景には除染に巨額の資金が必要になることがある。除染費用は国が立て替えており、最終的には東電に責任があり、返済義務を負う。つまり、除染費用を削減すれば東電の返済額も縮小するということだ」と述べました。

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政府は福島第原発事故に伴う放射性汚染土について、放射性セシウム濃度「1キロ当たり8000ベクレルを上限」に道路の盛り土など公共工事で再利用する方針を正式決定しています。しかし、原子炉等規制法は「原発解体で生じる金属などを安全に再利用できる基準」を100ベクレル以下と規定しています。国際放射線防護委員会が「健康リスクが無視できるレベル」として定めた「被ばく線量年間0.01ミリシーベルト」から導いた数値でこれを超えれば放射性廃棄物として地下埋設するよう定められています。国の決定は全国各地に健康被害を発生させることになりかねない危険なものです。

経済的メリットよりもまずは人命を第一に考えた復興と帰還を求めます。

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とき:2016年7月22日(金)9時~

倉敷市役所 ~ 倉敷市船穂支所のコース。

倉敷市役所の出発集会は倉敷市職労の星原さんの司会で始まりました。

倉敷市の高島幸慶(総務部長)さんが伊東香市長のメッセージを代読されました。

「原水爆のない社会をめざして行進されている運動されている皆さん、ご苦労様です。核兵器と戦争のない社会を求める運動に敬意を表します。NPT再検討会議では核兵器のない世界平和の努力が続けられています。核兵器廃絶と恒久平和の大切さを認識すると同時に、平和な社会の実現は人類共通の願いです。倉敷市は1961年9月平和都市宣言をしました。今年で36年目です。この宣言の趣旨に沿って、これからも平和諸施策の実施に向けて努力します」と紹介されました。

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ペナントと挨拶文、国際署名の受け渡しがされ、地元実行委員会を代表して田口明子さんのあいさつを行いました。

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「私は昨年、NPT再検討会議に参加しました。貴重な体験でした。世界の8割の国が核兵器の非人道性を訴えましたが、核保有国との対立が明らかになりました。核兵器のない世界への願いと平和憲法を持つ日本の責務について考えさせられました。平和憲法が壊されようとしています。被爆者の方が生涯にわたって苦しんでいいます。同じ苦しみを繰り返してはいけません。憲法9条を守りたい。核兵器廃絶の草の根の運動が今に生き、国民の手によって受け継がれています。被爆2世3世が被ばくの実相を使命して語り継がれる時代になってきました。二度と戦争を繰り返してはいけない。私たちが被爆者の心をつなぎ、休まずに行進を続けることが平和への一歩です。平和行進は12万人以上が参加する 国民的な行動です。ひとり一人の思いをつなぐことは簡単ではないが無力じゃない。今日も1日頑張りましょう」と訴えました。

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通し行進者の山内金久さん(東京板橋原水協)

「東京から広島まで1000キロを歩きます。3回目の通し行進 2年前は北海道根室納沙布岬から81日間。昨前は沖縄から54日間 今年は東京を出発して78日目 元気に歩いている。世界は動いています。オバマ氏も広島を訪問した。広島の大会がこれまでにない大きな成果を治められるよう頑張りたい。大きな蝉の鳴き声に負けない平和行進を」と自己紹介しました。

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マテット(フィリピンから)さん

「おはようございます。フィリピンから来たマテットです。広島まで山内さんと通し行進をしています。ノウモア広島、ノウモア長崎、ノウモア被爆者 平和行進です」と片言の日本語を交えて挨拶されました。

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と き:2016年7月21日(木)9:00~

コース:早島町役場~倉敷市役所

概 要

 

平和行進6日目は早島から倉敷まで歩きます。炎天の朝、早島町役場で出発式を行い36人が参加しました。

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早島町長の中川真寿男さんがあいさつを行い、「早島町も平和都市宣言をし、平和の実現に向けて努力している。核兵器のない世界をめざすみなさんのとりくみには本当に素晴らしい。しかし、世界は平和の願いとは逆行し、紛争、テロが後を絶たない。現実は厳しいが、世界は変わっている。最後まで頑張ってほしい」と話しました。

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また、早島町議会・議長の小池宏治さんは、「アメリカのオバマ大統領が広島を訪れた。そのことに対して様々な意見があるが皆さんの運動の成果だ。2度と核兵器による被害を繰り返させてはいけない。みなさんの運動に期待している」と述べました。

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通行進者の山内さんは、「5月6日に東京を出発し今日で77日目を迎える。3年連続で通し行進に参加しており、一昨年は北海道からのコースで昨年は長崎からのコースだった。行く先々で様々な人に助けられながら今日まで歩いてきた。平和の願いを広島に届けるために頑張って歩いていこう」と話しました。

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海外代表のマテットさんは、「フィリピンでも米軍による軍事行動に反対する運動が広がっている。国際社会の先頭になって核兵器廃絶を求める平和行進の意義は高い。核兵器を廃絶するためには人々のイニシアチブが重要だ。皆さんとの連帯を強めるために私も行動に参加することを決めた」と述べました。

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途中まで、早島町長の中川真寿男さんと早島町議会・議長の小池宏治さんも行進に参加しました。

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とき:2016年7月20日

ところ:岡山市∼早島町

保険福祉局長・森安は岡山市長のメッセージを代読して、「核兵器廃絶と平和な社会を求める運動に敬意を表す。岡山市は平成元年に6月29日を岡山市平和の日と定めている。世界の紛争が絶えない中、平和を願う運動の輪が広がることを願っている」と行進団をねぎらいました。

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県労会議三上議長は「第2次世界大戦が終わっても未だに世界は混沌とした状態だ。平和行進として歩くことが重要な意味を持ち、1958年に平和行進は始まったが、世界に影響を与えていることに私たちは確信をもとう」と訴えました。

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岡山市被ばく者会の平末さんは「昨日は東山の慰霊碑にお参りしていただき感謝している。後継者に引き継ぐ年齢となった。昭和30年に岡山に来た。当時、県知事に対して平和都市宣言をするように求めた経緯がある。被爆者は世界にいる。核兵器廃絶の署名を広げることが重要だ」と心情を語りました。

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今日は元気っ子保育園の子ども達8人が途中で合流。COOP大福まで一緒に歩きました。

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西市の公園では子ども達への参加に感謝のプレゼントとして、通し行進者の山内さんがトランペットでアンパンマンを演奏。青い空もみんなで歌いました。

COOP大福で休憩している間に2人の青年とお話しました。

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平和行進3回目の吉田さん(ソーシャルワーカー・女性)は、「仕事で行進参加を保障してもらえることが有難い。世界大会は行ったことがある。魅力は中学の時に学んだことが生きている感じがする。原水禁大会は核廃絶の運動に参加できている実感がある。署名運動にも参加している」と明るい声で話してくれました。

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国土交通省にお勤めの青年・松下さん(男性)は、「行進は8回目の参加。毎回のコースはまちまち。車検証をつくる仕事をしている。平和行進の魅力は暑い中、みんなで歩くのが平和行進の魅力。原水禁大会には参加していないが一度は参加したいと思っている。でも勤務の都合でなかなか難しい。署名運動は組合でもやっている。子ども達と歩くと心が和む」と気さくな感じインタビューの応じてくれました。

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59回目の平和行進は連日の猛暑。それでも行進団は元気よく平和を訴えて歩いています。東京・板橋原水協から通し行進をされている山内金久さんはトランペット奏者であり、元東京の区議会議員。しっかりとした足取りで歩かれています。すでに、北海道、沖縄のコースを歩かれ、今回の東京からのコースで3年連続の平和行進です。時に披露されるトランペットが素晴らしい。

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行進3日目は、山内さんの奏献で東山の慰霊行動が行われました。例年にない厳かな雰囲気の中で祈りが捧げられました。マテットさん(フィリピン)はミンダナオ島で人権擁護と平和運動で活動されています。2000年に紛争があり、戦争では何も残らないと訴えています。

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と き:2016年7月19日(水)9:40~15:00

ところ:岡山市内

概 要

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平和行進4日目は岡山市内を行進しました。梅雨が明け本格的夏到来です。炎天下の中、106人が平和を求めて行進しました。

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岡山県庁での出発式では、伊原木県知事の代理として経済学事課の杉谷さんがあいさつを行いました。杉谷さんは、「岡山県も平和都市宣言を行っている。私たちも毎年、平和を願って行進を続けられている皆さんと同じ思いだ。また、6月29日、岡山市は空襲で焦土と化した歴史もある。世界から紛争が無くなるよう願っている」とあいさつしました。

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続いて、岡山市被ばく者会・平末会長は、「日本は世界で唯一核兵器が使用された国だ。その国が、核兵器廃絶の先頭に立たないでどうして世界から核兵器がなくせるだろうか。戦後70年が経過し私たちの役割も大きな岐路にある。先日の行進にはたくさんの子どもたちが参加していた。未来への希望を感じるとともに、この子どもたちに平和な世界を託さなければいけないと決意を新たにした」と訴えました。

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岡山シティミュージアムで途中休憩し、岡山空襲資料館を見学しました。フィリピンから参加しているマテットさんは、「岡山でも空襲があったことを知りショックを受けた。平和を守るためにこれからもがんばっていく」と感想を述べていました。

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午後からは88人が行進を歩き、岡山市役所まで歩き本日の行進を終えました。

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とき:2016年7月18日(月・祝)9時~

ところ:西大寺東区役所

平和行進が岡山県入りをして3日目。西大寺の東区役所からの出発です。104人が行進に参加しました。出発前の集会では田中区長が「日本は唯一の被爆国。後世に実相を伝えなくてはいけない。一日も早く核兵器のない世界が実現するよう祈っている。広島まで道のりは長いが無事に到着してほしい」と声をかけられました。

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行進の総指揮を努める竹永みつえ市議は、「子どもの参加があり、未来につながる行進となる。オバマ大統領が広島を訪問した。スピーチの内容は日本人の期待に応える内容ではなかったが、国民の運動が呼び寄せたと考えている。改憲の動きがある中、核兵器廃絶を願う人が増えていくこと大切になっている」と決意を語りました。

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通し行進者としてフィリピンから来られたマテット(メアリー)さんは、「フィリピンでは2000年に紛争が起こり、政府と反政府軍が闘った。戦争は何も生まない。50万人の難民が苦しんだ。悲惨な状況を目の当たりにしてこの行進に参加した。今の世代を生きているのは若者。子どもたちが戦争のない心を持てば戦争はなくせる。戦争のない世界へ。NOモア広島、NOモア長崎、NOモア被爆者」と訴えました。今日の通訳は国際交流センターを通してボランティアとして参加して下さっている成松さんです。

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山内さんは「子どもたちが多い。どんな未来をバトンタッチできるのか?先輩たちの思いは世界を通じて核廃絶に向かっている。暑い夏を一緒に歩きましょう」と呼びかけ、得意のトランペットを吹きました。原爆許すまじと青い空の歌声がトランペットの音色とともに出発前の会場に響きました。

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とき:2016年7月17日(日)9時~

ところ:備前市~岡山市東区COOP西大寺

7月17日(日)、備前市からの平和行進は市役所から始まりました。今日は54人が行進に参加しました。備前市9条の会の中西さん(元市議会議員)は、「備前焼でつくられた手榴弾を示しながら、戦前は何万個とつくられたそうだが、今は備前市伊部の街を歩いて、花瓶や徳利はあっても手榴弾はない。平和であってこそ備前焼も生きてくる」と話しました。

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備前市副市長の有吉さんは、「平和行進を歓迎します。猛暑の中、行進される方や実行委員会の皆さんに敬意を表する。世界で唯一の被爆国の広島にオバマ大統領が訪問し、核兵器廃絶の願いが報道されているが恒久平和の理念を伝えていきたい。備前市は平成20年に核兵器廃絶の平和都市宣言をしている。恒久平和と核兵器廃絶こそ私たちの責務。平和の願いが広がるよう願っている」と市長のメッセージを紹介しました。

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橋本副議長は「平和行進は核兵器廃絶と戦争のない社会の実現のために大変意義深い運動。戦後70年の月日を経て、売国の指導者が広島を訪問され、追悼の意思を示した記念すべき年だったが、依然として多くの国に核兵器が存在している。世界で紛争が続いているが、過去の過ちを繰り返さないためにもこの行進の目的が早期に達成されるよう祈っています」と議長のメッセージを代読されました。

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片上地区の氏橋さんは、「75年間この地に住み続けている。自分は平和都市宣言の街に住んでいることを誇りに思っている。広く青い心を待ち、宝物の平和の心を胸に抱き、次の世代に引き継ごうとされている皆さんはすごい。百年も千年も平和が続いてほしい」と地元を代表した熱烈な激励のあいさつをされました。

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通し行進者の山内金久さんは、「91日間のコースを歩く東京原水協の山内です」と自己紹介しながら、3年間の通し行進の経験と広島大会への決意を語りました。

メアリー・テレーサ・ノーブ(愛称:マテット)さんは、通訳を得て昨日とは打って変わって英語で力強く挨拶しました。「おはようございます。マテット。ノーブです。1999年に平和と人権擁護を目指してフィリピンのミンダナオ島で戦略的地域をめぐる平和キャラバンを行い、アメリカ軍の撤退を求めて、ミンダナオ人権平和運動を結成した。これは平和プロセスの継続で支援を呼びかける行動です。16年間の人権擁護、平和構築、環境に優しい開発、持続可能な社会のために努力してきました。この運動は人々のイニシアチブが如何に重要であるかを物語っています。私たちは核兵器廃絶を求める皆さんの行動に参加することを決めました」笑顔をみせました。

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行進をはじめて私は奇蹟的な体験をしました。それは、いつの間にか年配の女性が行進に同行していることに気が付いたときです。最初はご近所の方が、たまたま同じ方向に歩いていると思いました。しかし、よく見ると運動靴を履かれています。気になって声を掛けました。するとその女性は確かに平和行進参加者でした。「平和行進に参加して下さっているのですか?」と聞くと、「そうです」とお返事されました。お名前は中野さん、87歳とお答えされました。その女性は続いて、「自分は学徒動員によって呉で働いていた。その時、ピカドンが落ちて光るのを目撃した。間もなく地響きがあったが、その時は原爆とはわからなかった。広島の発電所が爆発したと聞かされたが、しばらくして、広島から焼け出された人たちが鉄道に沿ってフラフラと歩いてきた。自分はそのことがあって、若い時には平和行進に参加してきた」とお話されました。暫くして信号のところでその女性とは別れました。長い間、平和行進をしているがこんな経験は初めてでした。

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