岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   活動日誌

と き:2011年6月6日(月)

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概 要:

 原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は核兵器のない平和な未来の実現を目指して、署名・宣伝を行いました。宣伝には14人が参加し、署名11筆を集めることができました。

平井県原水協事務局長がマイクを握り、「核兵器のない世界の平和と安全を達成することは国際政治の目標となっています。現実ものとするために大きな世論と行動が求められます。また、今一番の無駄遣いは軍事費です。日本政府は年間1900億円に及ぶ思いやり予算を即中止し、被災地の復興支援に転換することを私たちは呼びかけています」と力強く訴えました。また、原水爆禁止世界大会について、「今年の8月3日から原水爆禁止世界大会が広島・長崎で開催されます。大会には世界と日本の草の根平和運動の代表が集まります。世界大会に署名を積み上げ、世界中に核兵器全面禁止の声を発信しましょう」と呼びかけました。

 署名をされた人から話を聞くことができたので紹介します。80代男性は、「今の日本がやろうとしていることは、戦時中の日本と同じようで怖い」と話してくれました。子供と一緒だった女性は、「子供の将来が心配です」と署名に協力してくれました。

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とき:2011年5月28日(土)

ところ:勤労者福祉センター

生協労組おかやま、生協関連・一般労働組合は組織拡大月間スタート集会を開催しました。講演では昨年まで埼玉労連議長をされていた、原冨悟さんのお話を聞くことができました。

原冨悟さんは埼玉土建の大宮支部で9年間活動。その後埼玉労連の議長を務めました。現在は議長の座を退き、顧問として日夜奮闘されています。埼玉土建は1971年に4,000人の組合員がおり、現在は75,000人の組合員がいます。埼玉労連は発足当時は86,000人の組合員でした。その後、一時期最高13万人を超えたこともありましたが、現在は12万人ほどの組合員となっています。

前埼玉労連議長(現埼玉労連顧問)原冨悟さん

原冨悟さんは「数は力です。人は集まれば元気が出ます。そして数が多いほど影響力は大きくなります」と自身の経験を踏まえて労働組合発展の要を述べました。また、「今回の東日本大震災で多くの人がボランティアに駆け付けています。そのことから人間には連帯するという本性があることがわかると思います。今求められている組合像は、誰でも気軽に参加でき、参加して楽しい・希望が湧く組合だと思います。仲間が増える、友達が増えることが楽しいと思えるのが組織拡大活動です」とし、「人間の集団だからこそ変化・発展します。だからこそ組合員一人ひとりを大切にしなければなりません。活動の時だけの仲良しではなく、日常的な仲良しになることが大切です」と話しました。

終始楽しそうに話していた原冨悟さんですが、多くの苦難を経験されているはずです。大変なことや苦しいことを楽しく語ることができるような組合活動を展開していきたいです。

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とき:2011年5月21日(土)12時15分~45分

ところ:岡山駅カメラ前

概要:

 安保破棄岡山県実行委員会は5月21日、岡山駅ビックカメラ前で米軍再編に反対する宣伝と共に、沖縄県東村高江のヘリパッド建設に反対する署名に取り組みました。この署名行動には8人が参加しました。

お孫さんを連れた年配の女性は快く署名に応じてくれました

 宣伝では、「東日本大震災で今尚、10万人以上が避難所生活を続けています。福島第1原発の事故で放射能汚染が広がり、被曝や放射能に対する不安が広がっています。安保問題と原発には深い関わりがあり、これまでにも核密約問題やアメリカのゴリ押しによる原発推進の政策があげられます。しかも、その受け入れがあまりにも安易であり、まさしくアメリカ言いなりです。思いやり予算がいい例です。沖縄普天間基地の辺野古への移転が地震の影響や沖縄県民の抵抗もあって困難になって来ました。アメリカはその代わりに嘉手納基地と普天間基地を統合させようと日本に圧力を掛けています。一方で、東村高江にヘリパッドを6つもつくろうと工事を強行する動きもあります。全国からの支援で、彼らの思うようには進んでいませんが、これ以上、沖縄県民に負担を強いるようなやり方は許せない」と訴えました。署名をしてくれた中学生の男の子たちは、「これ以上基地をつくらせない」と話してくれました。マスコミではあまり報道されない署名でしたが、21筆を集約することができました。

とき:2011年5月19日(木)18時30分~

ところ:岡山県労会議会議室

概要:

 5月19日、県労会議は4月18日~26日までの9日間に、岩手県大船渡市で全労連が呼び掛けている震災支援ボランティアに参加した弓田事務局員の体験報告会を開かれました。弓田君はボランティア活動の合間に撮影した写真をパワーポイントで見せながら、40分間の報告を行いました。弓田君は、「テレビや新聞で知るのとは違って、現場はあまりにも衝撃的だった」と切り出しました。被災地では家族を失った自治体職員が懸命に務めを果たしていることに、自治体機能の重要性を震災現場の活動の中から感じたと話しました。アパートの片づけをした時の経験では、「部屋は磯の匂いが悪臭となって蔓延していた」として、テレビの報道では感じることはできない作業の生々しさを伝えました。

清掃作業中に使用が困難と思われる靴箱を廃棄しようとすると、「思い出のある靴箱だから直して使う」と言う被災者の思い出の重さを感じたと言います。「支援物資が届いてないのでは?」と言う声を聞きますが、支援物資が山積みにされている学校の体育館での仕分け作業の経験を話してくれました。被災者に支援物資が届かない理由がわかりました。それは①支援物資の中には古着や雑多な品物が同じ段ボール箱に入っていて分けなければ支給できないこと②そもそも人手が足りなくて配給できない。③管理に責任を待つ自治体職員が少なすぎることなどが原因でした。弓田君は、「ボランティアのできることには限界があるが、協力することで被災者の励みになる。被災の実態を伝えることも役割だ」と強調しました。報告後の質問では、「ボランティア準備で必要な物は?」「情報の取得は?」「女性でもできるのか?」など、何時までも話はつきません。今後も支援活動の報告が必要です。

同室になったボランティア達との1コマ

テレビでは自衛隊の活動が盛んに報道されています。報道を見て、「自衛隊は必要だ」と思う人が増えていると聞きます。意図的なテレビ報道の中で、ボランティアの活動はほとんど紹介されません。全労連では震災から1ヵ月半の間に1400人が現地で活動したと報告しています。他の団体も同じですが、その活動は被災地を支える大きな力になっています。自衛隊の任務は救援活動ではありません。憲法に違反する軍隊であり、アメリカと一緒になって海外で戦争する準備を着々と進める憲法違反の公務員です。地震と台風などの災害の多い日本に、レスキュー隊員が多数組織されていれば自衛隊の出る幕はありません。震災を利用して自衛隊の株を上げようとする勢力の意図が見えます。マスコミがそのために一役買っていることは重大です。

とき:2011年5月17日(火)12:15~12:45

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:

岡山県労働組合会議のパート・臨時労組連絡会は最低賃金の引き上げを求める署名・宣伝を天満屋アリスの広場前で行いました。天候に恵まれ宣伝日和となりました。宣伝には10人が参加し、署名12筆、東日本大震災被災者救援募金1041円集めることができました。

県労会議の伊原事務局長がマイクを握り、「今年収が200万円に満たない、ワーキングプアが1100万人に達しています。大企業がため込んだ内部留保は227兆円にのぼります。儲けの一部を労働者に還元すべきです」と訴えました。最賃引上げについて、「現在岡山県の最低賃金は683円です。この金額では生活保障水準を満たしません。最低でも800円に引き上げるべきです。そのために今後も運動を進めていきます」と話しました。

署名宣伝の様子

署名をしてくださった70代女性からは、「若い人がこんなに低い賃金で働いているとは知らなかった。宣伝を聞いて驚いた」と話が聞けました。

労働者の現状を伝えることで、県民のみなさんに問題意識を抱いてもらえれば幸いです。岡山県労働組合会議のパート・臨時労組連絡会は引き続いて最低賃金引き上げを目指し、宣伝・署名活動に取り組みます。みなさんのご協力をお願いします。

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とき:5月14日(土)14:00~

ところ:ブルナール三朝

 全労連中国ブロック総会が鳥取県三朝町で開催されました。初日は各県の活動報告の後、中国ブロックとしての運動方針が発表されました。

発言をする伊原事務局長

その後、全体会として労働相談員養成講座が開催されました。林精神医学研究所の谷原弘之さんが講師として具体例を示しながら講演を行いました。講演で谷原弘之さんは、「今周りに相談できる人がいないという人が増えているように思います。また、視点を変えて考えることが困難な人も増えています」とし、「メンタル不調を引き起こす主な原因は人間関係だと言われています。メンタル不調の早期発見、早期治療が回復への早道なのですが、当事者一人で抱え込み深刻化していくケースが多いです」と説明しました。また、受診のタイミングについては例を挙げ、「受診者に話を聞くと、受診を勧めてくれたのはうつ病で休職経験のある同僚というのがほとんどです。経験者の経験を活用することがメンタルヘルス不調の早期発見につながります」と話しました。

講演の様子

谷原弘之さんは、「今ある企業にうつ病経験者の経験を試験的に活用することを提案中です」とメンタルヘル早期発見に向けての取り組みを紹介しました。      2日目は組織拡大経験交流が開催され、各県から様々な発言がありました。鳥取県では職場での未加入者を焦点にした単組の取り組みとして「総がかり作戦」を行ったと報告がありました。総がかり作戦では、宣伝行動・労組訪問・職場交流会など積極的に組織拡大活動に取り組んだとのことです。また、「組織拡大活動に先駆けて学習会を開催し、30名が参加した。学習をとして組織拡大の意思統一ができたと思う」との発言もありました。

組織拡大経験交流の様子

2日間の総会を終えて、県労会議としての組織拡大活動をより強化する必要があると実感しました。今県労会議では青年部開催に向けて呼びかけを行っています。青年たちが団結し、若い力を結集することが組織拡大につながるのではないでしょうか。

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とき:2011年5月12日(木)18:30~

ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室

概要:

5月12日、第81期岡山労働学校の入学式が行われました。今期の労働学校のテーマは「哲学ものがたり」です。入学式には職場が異なる様々な立場の青年が22人参加しました。

手製の看板です。

岡山県労働者学習協会を代表して伊原会長があいさつをしました。「東日本大震災以降、テレビでは〝日本は一つ″というCMが流れています。まるで全員が同じ考えでなければいけないかのようです。哲学は自分が生きていくうえで活用できる学問です。哲学を自分なりに身につけることで、何が正しいのかを見極めるこができます」と昨今の情勢を踏まえて学習の意義を述べました。

学習会の様子

その後、「哲学をなぜ学ぶのか-学びの1歩目」と題し、岡山県労働者学習協会の長久啓太さんが講義を行いました。長久啓太さんは、「問題意識を持つことはまず知ることから始まります。知ったことに対して問いをたてて考えることが哲学です」と説明しました。労働学校の位置づけとして、「青年のみなさんと一緒に物事を考えていきたい」と話しました。

講師の長久さん

労働学校はまだまだ始まったばかりです。増々青年の間で受講者が拡大していくことが期待されます。

次回労働学校は5月19日に行われます。

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とき:2011年5月1日(日)10時~12時

ところ:岡山市旭川河川敷東詰・三光荘前

花田実行委員長(県労議長)の挨拶はココ第82回岡山県中央メーデーあいさつ147kb

メーデー宣言はココ第82回メーデー宣言31kb

概要:

 5月1日(水)、第82回岡山県中央メーデーが旭川河川敷東詰・三光荘前で開催されました。今年のメーデーは東日本大震災の復興をテーマに、労働者・国民に負担を押し付ける復興政策し、大企業の内部留保の活用などを求めるスローガンを掲げて取り組まれ、600人が参加しました。

メーデーを盛り上げてくれた岡山合唱団のみなさん

民青同盟の皆さん

学習協の参加者

開会宣言を行う槇尾県労おかやま議長

プラカード展の出展作品

 実行委員長の花田雅行県労会議議長は、「まず、震災で亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。会場の皆さんに黙祷を呼び掛けます。震災の支援を継続する必要がある。この震災を利用して、公務員賃金の引き下げや復興税・消費税増税などの国民負担が議論されている。大企業の内部留保や政党助成金、思いやり予算がどうして議論されないのか。財源論を巡っては私たちが声を上げていく必要がある。マスコミも国民負担を誘導する宣伝を毎日流している。遺憾だ。岡山でもしっかりとした防災対策を進めていく必要がある。メーデーの歴史的スローガンである労働時間の短縮などを進め、今回のメーデーをエネルギー政策の転換などについても考える機会としたい」と挨拶しました。岡山市の高次経済局長は高谷市長のメッセージを代読するとして、東日本大震災で亡くなられた皆様に心から哀悼と被災者へのお見舞いが述べられた後、「岡山市は消防の支援をはじめ給水車・支援物資の搬送など行ってきた。被災者の支援に全力を上げる。市民の取り組みに敬意を表する。震災を理由に過度に自粛をするのではなく、地域の活性化と被災地支援を両立することだ。メーデーでも震災復興をテーマに掲げられていることに敬意を表す。景気は弱い動きとなり、学卒者の就職も厳しいが活力ある社会をつくるために一緒に努力したい」と述べました。

メーデー宣伝採択後、空に舞った色とりどりの風船

 日本共産党からは森脇県議が「今回の震災が教えていることは地域のきずな、支え合うことの大切さ、24時間社会やエネルギー政策、大量消費の社会のあり方ではないか?被災地の雇用や労働問題は極めて深刻。切実の要望を政府に届けるのは労働組合の活動だと考える」と挨拶を行いました。各団体からの報告では、農民連がTPP参加反対を訴え、医労連が震災支援と同時に医療介護の拡充を求めて発言。岡山高教組は教師の多忙な日常を解消して、安心して働ける教育を実現しようと訴えました。自治労連・岡山市職労は原発反対ライブでエネルギー政策の転換を求めました。商団連からは岡山民商が消費税増税反対を訴えました。集会の後段ではJMIUの大島さんがメーデー宣言を読み上げると、「震災復興支援を」と印刷された色とりどりの風船が空に舞い上がりました。

岡山県国公・生協労組おかやまの集会参加者

シュプレヒコールでデモ行進をする県労議長など第1梯団

横断幕を掲げて行進

思い思いのプラカードを持って

民主団体の皆さん

岡山市職労を先頭に第2梯団

 第82回岡山県中央メーデーは、自粛の声も上がりましたが、震災復興を掲げて、労働者の団結を呼びかけようと、日曜日にも関わらず例年と同様の集会となり、整然と集会を成功させました。集会後は横断幕を先頭にデモ行進を行い、働く者の要求をしっかりと訴えました。

とき:2011年4月27日(水)18時~

ところ:高梁市旧市民会館

概要:

 4月27日、高梁地区メーデー実行委員会は第82回メーデーを開催しました。生憎の雨で、デモ行進は中止となり、高梁市役所となりの旧市民会館で屋内集会となりました。会場には思い思いの要求プラカードをもった地域からの参加者約70名が集まり、実行員長のあいさつの後、高梁市職労、農民連、医療生協の代表がそれぞれ決意表明を行いました。また、高梁市から守本堅副市長が来賓のあいさつを行いました。

最後は団結ガンバロウで締めました

 井上義信実行委員長は「東日本大震災で亡くなられた方に深い哀悼の意と被災された方々にお悔やみを申し上げます」と話し、高梁市が震災地域の支援に取り組んでいることにも深く敬意を表しました。更に、「今年のメーデーは震災からの復興と原子力発電などエネルギー政策の転換がテーマになっている。福島第1原発では共産党の議員からその危険性が再三にわたって指摘されていたが、安全神話によってこうした声が正面から受け止められなかったことが明らかになっている」と話しました。各団体の決意表明では、口々に国民本位の政治への転換と震災からの復興支援が語られ、意気高い集会となりました。

とき:2011年4月25日(月)18時30分~

ところ:国際交流センター

概要:

 国鉄労働組合は福知山線脱線事故から6年目にあたる4月25日、「事故の責任を労働組合としても問いつつ、再び脱線事故が起こらない仕組みを追求する」として、国際交流センターで集会を開き70名が参加しました。集会では、同じ過ちを繰り返させまいとJRと交渉を続ける遺族の姿を描いた(脱線事故で亡くなられた中村道子さんの遺族)DVDが上映されました。「突然人生をぶち切られ、さぞかし悔しかっただろう」と、安全なJRにすることで無念を晴らそうとする遺族の思いはJRに届かず、もどかしさが映像を通じて伝わってくる内容でした。

挨拶に立つ後藤委員長

挨拶に立った後藤委員長は「死者107名、562名の負傷者を出したJR福知山脱線事故で問われたことは、①安全軽視、営利第1主義の企業体質、②乗務に対する見せしめ的な日勤教育のあり方だった。国策による分割民営化を強行する過程の中で、国家的不当労働行為による首切り攻撃で、国労の活動家や役員を排除し、闘う労働組合を職場から排除してきた。民営化後も首をチラつかせて、命令と服従の社員教育が続けられてきた。事故後、会社は安全第1の企業として立ち上がることをアピールしてきたが、増員による安全確保を求める社員の要求に背を向けてきた」と話しました。

職場の実態報告をする仲間

職場の実態報告をした三好さんは「依然として上意下達の状態で、要求を出しても言い分を聞かない。誰も物を言わない職場会議にとなり、些細なことで嫌がらせ的な日勤教育を強いられ、事故以前の職場に戻っている」と訴えました。

利用者の立場からJRの安全を求める視覚障害者の志水さん

視覚障害者の志水克典さんは利用者の立場から、「転落事故を防ぐためにホームに柵を設置して欲しいと要請しているが未だに実現していない。事故後のサポート体制が充実しているが、ホーム要員を増やす取り組みが必要と思う」と、転落死した仲間の事例を出しながら安全なJRにする運動を激励しました。

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