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全労連青年部第31回定期大会

と き:2018年9月22日(土)~23日(日)

ところ:全労連会館

概 要

9月22日(土)~23日(日)、第31回全労連青年部定期大会が開催されました。開会あいさつをした菅野副部長は、「青年部独自の団体交渉を開催する、統一行動を設定し街頭に出て宣伝を行うなど青年の活発な取り組みが広がっている。仲間を増やし、要求実現に向けてともに奮闘する年にしよう」と語りました。

 

来賓として、全労連・野村事務局長、全労連女性部・大西事務局長、農民連青年部・渡辺事務局長が出席しました。野村さんは、「働き方改革が強行されたが、職場に導入させないだけでなく廃止を求めて闘っていこう。財界の意向を反映させて制度をつくることができるなら、国民の意向で廃止することは十分可能だ」と話しました。

大西さんは、「女性労働者の半分以上が第1子出産とともに離職せざるを得ない状況にある。また、女性は長時間働けないからという理由での就職差別がある。その裏には、男は長時間働けばいいという男性差別がある。青年部と共同して運動を進めたい」と青年部へ期待を訴えました。

渡辺さんは、「今年は災害が多く農家の被害は大きい。野菜の価格が高騰していると言われるが、被災農家の収入になるわけではなく、農家の収入自体も低い。賃上げや最賃引き上げを実現することは、まっとうな価格で農産物の売買が可能になる」と労働運動と農民運動の共同を訴えました。

八重田副部長が議案提案で、「改憲、労働法制の破壊、核廃絶、ハラスメントなど身近なことから様々な問題に対して青年の要求や思いを交流する場がいまこそ必要だ。新年度は青年同士の交流の場をつくることを方針の土台とする」と話し、青年春闘決起集会の開催、3000万人署名のとりくみ、ユニオンユースアカデミーの開催、参議院選挙に向けたキャンペーンなどの方針が述べられました。

討論では働き続けることのできる職場を求めて実態調査をした経験や、平和憲法に関心をもって運動することの大切さ、青年部活動への思いが語られました。また、分散討論も行われ、「自分がワクワクする活動がしたい」「青年が楽しく活動することが組織拡大につながる」など自分たちが楽しみながら活動することの大切さを語り合いました。労働条件については、「職場の問題を話し合い共有することが大切」と青年を一人ぼっちにさせないことの大切さが強調されました。

提案された議案は満場一致で採択され、団結ガンバローで大会を締めくくりました。

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