岡山県労働組合会議

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5・25~26 ユニオンユースアカデミー2018

5月26日(土)~27日(日)、全労連青年部はユニオンユースアカデミー2018を開催し、横須賀軍港フィールドワークと憲法カフェが行われました。全国から39人の青年が集まりました。

横須賀軍港フィールドワークでは鈴木和弘さん(神奈川県平和委員会)がガイドを務め、「ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン攻撃、イラク戦争で戦端をきったのは横須賀母港の艦船だ」と日本はアメリカの戦争と無関係でないことを訴えました。

フィールドワーク終了後はホテルに移動し、千坂純さん(日本平和委員会・事務局長)を講師に学習会を行いました。千坂さんは、「憲法への自衛隊明記は、2015年に成立した安保法制を前提にしている。安保法制によって自衛隊は専守防衛の制約が取り払われ、他国と戦争できる状態にある。現在の憲法に照らせば違憲。つまり、9条改憲によって自衛隊を名実ともに軍隊にすることが目的だ」と安倍9条改憲の危険性を指摘しました。

感想交流では、「横須賀の艦船は武器を搭載しており、自衛のためとは思えない」と改憲と戦争に対する危機感を語りました。

翌日の憲法カフェでは、改憲反対に寄せられた疑問にどう答えるかを考えました。アドバイザーとして青龍美和子弁護士が参加。青龍さんは、「世界は対話による紛争解決を目指している。核兵禁止条約はそのことを証明している。平和の先頭に立つ日本を実現するためにも、現在の自衛隊は何を持っているのか、何をしているのか実態を知ることが大切だ」とコメントしました。

青年からは、「北朝鮮との対話を日本も進めないといけない」「」「9条が変わったら予算面でも軍事が優先される」「憲法を考えたのはアメリカ人だけど、いいものはいい」という意見が出されました。

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