岡山県労働組合会議

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5.14~15中国ブロック労働相談員養成講座

とき:2016年5月14日∼15日

ところ:鳥取県弓ヶ浜荘

5月14日~15日、全労連中国ブロックの労働相談員養成講座とブロック総会が鳥取県であり52名が参加しました。全労連からは高橋共済専務理事、小田川議長、岩橋常任幹事の3人が特別参加でそれぞれから貴重なお話をいただきました。

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記念講演をされた鳥取大学の藤田安一教授は開かれた最賃審議会として、全国に先駆けて審議会の改革の取り生れた方で参加者の注目を集めていました。藤田教授は最賃審議会の公益委員を15年間務められ、5年間委員長もされました。後に鳥取方式と言われた「閉鎖的な最賃審議会の傍聴や口頭による意見陳述を取り入れた審議会」を実践された方として有名です。閉鎖的でブラックボックス化した最賃審議を公開に踏み切らせ、その成果が全国に広がっています。小田川議長は戦争法廃止の闘い生んだ共同の力と今後の闘い方や展望について話しました。

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中央で合意された総がかり行動は全国に広がり、これまで水と油だった全労連と連合を共同の運動体として戦争法廃止の中心部隊にまとめ上げました。その成果は岡山県でも発揮され、総がかり宣伝・署名行動は定期的に行われ、運動を広げる力になっています。また、小田川さんは、共同行動の展望についても語りました。昨年に続き、労働相談養成講座の事例報告として各県から報告をいただきました。

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組織した労働者が成長して職場の問題解決に乗り出し、36協定の悪用を企てた経営側の止めるまでに成長した労働者の闘いを広げた事例を県労働センターふくやまの神原武士さんが報告されました。参加者から賞賛の拍手が送られました。労働相談の理想とするところです。全労連・岩橋さんの労働相談員養成講座は2回目となりますが、数々の経験と労働法に基づいた解決の方向が非常によく分かり、労働運動や労働相談の経験者の中でも非常に勉強になったと好評でした。豊富な経験や各県の実践例から学ぶことが多く、ブロック研修会の大切さを共有し合いました。この総会から岡山県労会議に議長と事務局長の任をいただきました。任期は4年です。5月31日から中国ブロックの最賃キャラバンが行われ、7月には全労連大会も開かれます。ブロックでの活動や経験を持ち寄って大会にも貢献できるように奮闘します。

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