岡山県労働組合会議

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5.24黒石健太郎さんを囲む会

とき:2016年5月24日(火)18時30分~

ところ:勤労者福祉センター5階第3会議室

STOP戦争法岡山の会は5月24日(火)、岡山県野党共闘統一候補者の黒石健太郎さんを囲む会を開き、ご本人の立候補に至る経過や社会や政治に対するお考えを聞きました。会場には26人が参加して、野党共闘への期待や年金社・社会障、消費税増税、憲法9条への思いを伝え交流しました。

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集会では中尾代表があいさつ、「戦争法が成立、3月29日に施行され、発動を待つ状況だが、憲法を守らないのはクーデターと同じだ。憲法の力みなぎる政治を勝ち取れるのかが問われている。7月10日が投票日のようだが、短い間に憲法を大切にする県民の声をどのように集めるのか?大きな試練が待っている。全国32ある小選挙区で統一候補が生まれたが、まだ共産党とは一緒にできないと声もある。岡山いっぽんの会で仲介が成立して歴史始まって以来の選挙になった。黒石さんを国会に送りたい」と話しました。

黒石健太郎さんは、「囲む会というタイトルの催しは初めて。これまでは江田五月さんの後継として紹介されてきた。江田五月会に呼ばれたといい感じだった。まずは一本化してもらって、マスコミのマイナス評価がプラスになり少しずつ前進してきた。しかし、まだ劣勢の感は否めない。共産党とは戦争法廃止で一致しているが労働の分野でもやりたいことがある。学生時代に憲法の担当教諭が長谷部恭男さんだった。その教授も戦争法が憲法違反だと言った。大多数の憲法学者、国民の過半数以上が反対する中で施行された。しかし、反対意見はマスコミも含めて封殺された。自分も戦争法反対の宣伝をしていると、入れ墨をした人たちに囲まれ、罵声を浴びせられた。政権に反対意見を述べると自由な政治活動もできなくなる。報道もできない。いろんな圧力が掛かることを今回の選挙で実感してきた。ポスターを張っていても自民の支持者と思われる方から、誰の許可で張ったのか?とクレームをつけられた。住民の方からも地域からの圧力で「ごめんね。剥がして」と連絡が来るなど今回、自民党の圧力を痛感した。これが現実だ。自民党の憲法草案では表現の自由は抑制される。これからの国の方向を決める大切な選挙になる」と話し、立候補してからの権力や自民支配の行動を「変えたい」と決意を語りました。

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交流では政策に対する要望が出される中、パンフレットの内容に触れて、「野党が一本化されたことを書いてほしい。今からでは難しいと思うが別の印刷物を挟み込んでも知らせるべきでは?」との要望が強く出されました。黒石さんも「事務局で検討をしてもらう」と話しました。

STOP戦争法岡山の会は、戦争法を廃止するための運動組織ですが、その運動が参議院選挙の統一候補者を生み出すまでに発展し、黒石健太郎さんとの交流は人柄を知って、奮闘しようとする人たちの力になりました。運動はこれからです。さらに運動を大きくして、黒石さんが自信をもって選挙に臨み、勝利の展望を見えるように、街の雰囲気を変えるのは私たちの役割です。

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