戦争法反対、アベ政治を許さない、9.12市民集会&デモ
0 Comments | Posted by kiyoshi in 戦争法阻止, 総がかり実行委員会 |
とき:2015年9月12日(土)14時30分∼
ところ:岡山県総合福祉会館
9月12日(土)戦争法案阻止、安倍政治は許さない総がかり市民集会が総合福祉会館で開かれました。講師に戦争させない1000人委員会の中央代表である山口二郎氏が講演、550人が話を聞き、闘いの展望と確信を持ちました。
集会後のデモ行進では1000人が岡山駅前で「戦争法廃案」の声を上げました。主催者を代表して1000人委員会の大石和昭さんは「憲法はひとり一人が戦争のない社会で暮らす権利を保障している。奈義町では350人の自衛隊が200人の米軍と共同訓練を始め、新ガイドラインの準備は進んでいる。莫大な借金国でありながら、防衛費は増え続けている。それぞれの生活の場で声を上げよう」とあいさつしました。
山口氏は講演の中で「天皇が27年度の年頭に、戦争の歴史に学び、今後の日本を考えるとか、戦没者の追悼式でも戦後の国民の尊い歩みなどと言って憲法の認識を示しているにもかかわらず、安倍首相は全く分かってない」と戦争法を強引に進めようとする安倍首相を批判しました。また60年安保闘争に関わって、「安倍首相の祖父となる岸信介氏は新安保条約を成立させたが、退陣を迫られ、改憲を断念せざるを得なかった」と戦後の国民は改憲を許さない闘いをした説明しました。その後の日本は「戦争をしなかったことで経済と社会保障制度の発展させた」と強調しました。
集会は講演を経てリレートークに移り、江田五月参議院議員、大平喜信衆議院議員、吉岡康祐岡山弁護士会会長、立石など6名がリレートークで闘いの報告や決意を語りました。
江田氏は「憲法には明記していなくとも集団的自衛権は認めていない。国会審議は何度も止まり法案の体をなしてない、あらゆる戦術を駆使して戦争法を止める」と発言。大平氏は「共産党が暴いた秘密の内部告発文書を掲げ、自衛隊の暴走を止め、戦争法を絶対に止めよう」と参加者を激励。吉岡氏は「弁護士会の中でも意見の違いはある。山口氏は自分の後輩だが、学者声明を掛けて闘うと言っている。自分も弁護士声明を掛ける」と話しました。
デモ行進は圧巻の1000人による行進団がプラカードや横断幕を掲げて、「戦争法案絶対止めよう」とアピールしました。沿道の声からこの運動が確実に市民の支持を得ていることが感じられ、総がかり行動は共同の力を発揮していることを実感させる日となりました。最後尾に陣取った青年の行進団はSEALDsのラップ調のコールよろしく「戦争させんな、安倍辞めろ」と叫び続けました。気持ちのいいデモ行進が岡山の雰囲気を一気に変えた気がしました。