岡山県労働組合会議

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3.1県春闘共闘学習総決起集会

とき:2015年3月1日10時~12時

ところ:岡山県総合福会館

3.1県春闘共闘学習総決起集会に181名が参加しました。今年の集会はそれぞれの産別が闘いの課題や運動を報告し、学びあう企画としました。官民一体の春闘と言いながら学習会をしてそれで終わりでは、何とも手応えのない集まりとなり、団結に欠けるとの思いから苦肉の策でした。ところが意外にも、迫力あり、連帯感にあふれ、闘いの気概に満ちた集会となりました。

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やってよかったという感慨が駆け抜けました。共産党衆議院議員中国ブロックの大平喜信さんが激励に駆けつけ、デモ行進もご一緒していただきました。元気が出ました。訴えも労働者派遣法について、労働組合の課題に寄り添ったご発言をいただきました。感謝です。最後まで参加者は熱心に聞いていました。基調報告では情勢に触れながら、今年の春闘では昨年のテツを踏まず、必ず大幅な回答を引き出し、連合春闘に引きずられることのないようにすること。もう一つはこの一年間私たちは何もせずに過ごしたのではなく、最賃の引き上げや公契約運動、社会保障制度に対する闘い、消費税増税ストップなどありとあらゆる課題に挑戦して、春闘引き出しの土台を築いてきたことです。憲法でも戦争をしない平和な日本を壊さないためにも外に打って出す運動で世論を喚起しようと訴えました。

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産別の報告では8団体が報告と訴えを行いました。県医労連は社会保障制度の問題に触れて、看護師不足、医療・介護の診療報酬削減反対の運動に取り組んでいると報告。自治労連は昨年、7年ぶりに賃金を引き上げさせたこと、県内では現場労働者の低賃金と病院、図書館の民営化に反対する取り組みが紹介されました。高教組は教員の労働実態がすでに残業ゼロの中で働いている、評価制度の導入もあるが、子ども達の貧困化を放置して競争教育に駆り立てる岡山県の姿勢を批判しました。国労に仲間は歌を歌いながら春闘要求を4本の横断幕に書きました。県国公は賃下げ裁判や社会保険庁の分限免職に闘いに対する支援を訴えました。JMIUは経営側から賃上げの原資が高すぎると批判されたことを紹介しながら、中小企業への賃上げ原資確保のための署名に取り組んでいると報告しました。生協労組は経営が厳しい中でやっと光が見えてきたこと。年金者組合は年金裁判やマクロスライド年金制の解説と同時に年金者組合への加盟を訴えました。それぞれ、回答指定日に向けて今年こそ本格的な賃上げ闘争に撃って出るとの構えを見せ、仲間の元気な姿を見せました。

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今年は元気に闘える。絶対に連合春闘に負けない。そんな気概溢れる訴えとなりました。集会後は団結がんばろうとともに、雨のなか、デモ行進にもほとんどの仲間が結集してくれました。シュプレヒコールも勇ましく、元気に行進しました。この日は連合のメーデーともバッティングしましたが、熱気あふれる訴えに参加者も決して負けていないとの確信を持ちました。

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春闘は盛り沢山の課題があります。みんなで助け合って団結して闘うことを実感できた一日となりました。次回、3月12~13日の統一行動も今日の勢いを持続させ、大いに奮闘しようとの呼びかけに組合員は元気溢れる行進で応えました。

 

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