2.28倉敷民商を支える岡山の会総決起集会
0 Comments | Posted by kiyoshi in 倉敷民商弾圧事件 |
とき:2015年2月28日(土)13時30分~16時
ところ:民商会館3階ホール
倉敷民商弾圧事件に断固抗議し、勾留された3人の事務局員を支援する岡山の会が2月4日に結成されました。その後、裁判所前での抗議行動を公判の度に行ってきましたが、この程、全国にも案内をするなどして岡山市を中心に、「禰屋町子さんの1年を超す勾留は人権侵害」とする総決起集会が開かれました。120人が参加、大阪泉南市からもバスで来ていただきました。
則武弁護士がこの事件の本質をお話しされました。一つは倉敷民商への組織的弾圧、もう一つは増税路線に反対する勢力の抑え込みです。民主商工会の事務局員を脱税ほう助、税理士法違反で逮捕、拘束、勾留という民主主義国家にあっては絶対に許されない警察権力の暴走です。消費税増税反対を訴える民商がよほど憎いのでしょう。
税務申告を税理士法に違反して個人の申告を手伝ったというのが容疑ですが、こんなことが違反だといわれれば、会計ソフトの違反、サポートも違反です。慣れた人が申告の仕方を指南することが犯罪者扱いされるという無茶苦茶なでっち上げ犯罪です。国民の自主的な納税義務を支援することがそんなにいけないことでしょうか?禰屋さんに至っては脱税ほう助も付いています。そもそも禰屋さんは五輪建設の脱税を、それとは知らずに手伝わされた被害者です。それを黙秘するという権利を行使していることで勾留されています。警察の筋書き通りに自白しないからとした見せしめです。国民の常識からして信じられませんが犯罪者にされています。冤罪をでっち上げて全国の民商を潰そうとでもいうのでしょうか?戦争をする政権にとって増税に反対する勢力は我慢できないのでしょうね。これでは戦前・戦中の特高警察と同じです。禰屋町子さんはもう13ヵ月も勾留されています。
罪を犯しているわけでもなく、黙秘をしているだけで小さな部屋に閉じ込め、座らされ、運動の許されない監獄で誰とも話ができない状態で置かれています。トイレも一緒で名前さえ呼ばれない犯罪者同然の扱いです。さぞ悔しいでしょうね。これを人権侵害と言わず、何といったらいいのでしょうか?全く許せない。これを機会に犯罪者の扱いにも疑問を持つようになりました。東京からは全商連の磯谷副会長、国民救援会の鈴木事務局長も来られ、それぞれが支援と警察権力の狙いを説明され、支援が訴えられました。集会は参加者の大きな怒りとともに、支援を広げこの暴挙を全国に知らせようとする決意に満ち溢れました。