日付 2012年9月5日
と き:2012年9月5日(水)7:45~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
内 容:
県労会議は定例の早朝宣伝を行いました。本日の宣伝は高教組の「修学・進路保障要請キャラバン」と共同で行い、13名が参加しました。宣伝ではチラシ200枚を配布し、教育無償化を求める署名を集めました。
マイクを握った高教組の竹内さんは、「高校生、大学生が希望をもって学ぶことができるように、給付奨学金制度をつくることが必要だ。高校無償化になったが、私立高校では一部が補助されているだけで、授業料無償化とは程遠い状況がある。全国では86%の市区町村で様々な教育補助を厳しい財政のもとでも独自に行っている。これは憲法に照らし合わせると本来は国が行うべきことだ」と国の責任で教育の無償化を実現することを求めました。
同じく高教組の三上さんは、「障害児教育を必要としている子どもたちが増えている。しかし、障害児学校や教室は全く足りていない。設置基準を設け、障害児学校を増設することが必要だ」と話し、「全教員の90.7%は授業の準備をするのに時間が足りないと感じ、76%の保護者が教員を増やすことが必要だとアンケートに回答している。教員が子どもとしっかり向き合い、ゆきとどいた教育を実現するためには教員の増員が必要だ」と教育現場からの声を届けました。
要請書を手渡す岩佐委員長(岡山県高教組)
キャラバン隊はこの後、岡山県に対して要請書を手渡し、教育費の無料化や高卒者の就職、障害者雇用などについて懇談を行いました。全国的には教育費の無償化は授業料が不徴収となっていますが、岡山県では留年者や年齢が高校教育対応年齢を超えたものは従業料を払っています。また、来年から障害者の雇用率が引き上げられることから県の考え方を聞き、障害者雇用拡大に向けての努力を求めるなどの要請行動となりました。
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