連想分類語 SNS学習会
と き:2021年4月20日(火)18:30~
ところ:倉敷市労働会館
国民春闘倉敷共闘委員会はSNSの活用をテーマにした学習会を開催し、12人が参加しました。講師を務めたのは、県労会議の弓田事務局長で、労働運動でSNSを活用していくことがなぜ重要なのかを話しました。
SNSをとりまく情勢変化
弓田氏はまずSNSの利用者が50代までの人口で7割に達していること。SNS利用者の7割以上がSNSを利用してよかったと回答していることに言及し、「SNSこれまで出会うことや知ることのなかった人や情報に触れることができる。俗にいうネット右翼のような発言をリアルでもする人が目立ってきたのはSNSの普及と無関係ではない。正しい情報に基づいた判断をしてもらうためにも労働組合のSNS活用は不可欠だ」と語りました。
労働組合でどう活用するか
労働組合組織率が16.7%であることを考えると、そもそも83.3%の人が労働組合の役割を知らずにいます。また、厚生労働省の「若年層の自殺をめぐる状況」によると、20代~30代の自殺理由で労働問題(勤務問題)が上昇傾向にあり、ニッセイ基礎研究所の「若者の社会的孤立について」によると、居場所や人とのつながりが希薄な人ほど、孤立しやすく自殺に至る可能性が高いことが明らかになっています。
以上から、「SNSを積極的に活用することで、労働組合の役割と存在を伝えていくことがポイントになる」と解説しました。
参加者からは、「SNS活用の目的と狙いがわかった」「少しずつ発信していく」といった感想が寄せられました。
労働組合のSNS普及率は低いですが、まずは組合内での活用を普及してつながりを深めていきましょう。
0 Comments | Posted by sakaki in ニュース