連想分類語 真珠湾攻撃
と き:2016年12月8日(木)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
75年前の12月8日、日本は真珠湾に対して奇襲攻撃を行い、アメリカをはじめとする連合国軍を相手な無謀な太平洋戦争を仕掛け、戦争を拡大しました。結果、310万人の日本人、2000万人を超えるアジアの人々を犠牲にしました。その傷跡は大きく、今でも多くの人を苦しめています。
岡山県母親連絡会の川重さんは、「政府は11月15日、南スーダンに派兵する自衛隊に駆け付け警護を盛り込んだ新任務を付与することを閣議決定し、20日に130人を青森空港から出発させた。南スーダンで自衛隊が戦後初めて、戦争で殺し殺される関係に置かれることとなった。日本を再び戦争する国にさせてはいけない。私たちは憲法を守り暮らしに活かすために行動している」と道行く人に訴えました。
本日の行動には、33人が参加し、署名97筆を集めました。宣伝はリレートークを行い男女合わせて8人がマイクをとりました。
岡山県平和委員会の中尾代表が日本軍の真珠湾攻撃を当時のラジオがどのように伝えたかを再現し、「『時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部。12月8日午前6時発表、帝国陸官軍は、本日8日未明、西太平洋において、アメリカ・イギリス軍と戦闘状態に入れり』とよほどの大臨時ニュースでないかぎり鳴らされることのないチャイムとともに流された。当時の日本は中国に対する侵略行為を各国から責められ追い詰められており、日本が下したのは戦争という愚かな選択だった」と話しました。
その後も多数の人が様々な立場から訴えました。高教組の有馬さんは教員の立場から、「高校には自衛隊の勧誘が行われる。子どもの貧困が社会問題となっており、6人に一人は貧困家庭にあるとされている。自衛隊に入隊している人たちの多くが、実際には経済的な理由で入隊をしている。貧困と格差が拡大する中で、日本がこのままアメリカに言われるまま、戦争に突き進めば、経済的に貧しい立場にある子供たちから戦争に取られていくという経済的徴兵制が出来上がってしまう」と訴えました。
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