カテゴリ 日米合同演習反対9.6あおば野大集会
とき:2015年9月6日(日)14時∼
ところ:滋賀県高島市今津町・住吉公園
9.6あいばの大集会
NO!戦争法 日米合同演習反対 9.6あいば野大集会(滋賀県高島市今津町)が開かれ、岡山の安保破棄実行委員会から岡山県労働組合会議の三上議長と伊原事務局長が参加しました。集会には600人が参加して「あいば野合同演習に抗議」「住民の命を守れ、被弾は絶対許さない」と声を上げました。
日米両政府は9月6日~18日、滋賀県あいば野演習場と岡山県日本原演習場で、陸上自衛隊第50普通科連隊(高知駐屯地)と米海兵隊第2海兵連帯第1大隊の共同訓練が実施すると発表しました。日本原は4回目の演習が9月9日に行われます。あいば野での演習はこれで14回目となります。
あいば野演習場では去る7月16日、陸上自衛隊第102施設機材隊(宇治市所在)が訓練中に発射した重機関銃弾が、演習場隣接の民家の屋根を貫通し、市民の命が脅かされる事件が発生しました。この重機関銃は1分間に400発も発射する殺傷能力の高い銃器ですが、被害にあった民家は発射場から3.5Kmも離れており、標的の方向とも違うことから、市民の不安は解消されず、自衛隊は市民の了解が得られるまで実弾射撃訓練はしないとしていました。しかし事件の解明はされないまま今回の共同訓練となっています。アメリカいいなりの日本政府の姿が透けて見え、住民の怒りは頂点に達しています。
集会では穀田恵二衆議院議員が国会報告を行いました。戦争法の審議が90回以上の中断、中谷防衛大臣は答弁不能に陥って法案はボロボロの状態で廃案しかないと話しました。仁比そうへい参議院議員が統合幕僚長とアメリカのオディエルノ陸軍参謀との会談を内部告発資料にもとづいて暴露しました。それは驚きの内容でした。戦争法案は国会の始まる前からアメリカにその成立を約束していたというのですからびっくりです。これは明らかに自衛隊・制服組の暴走です。中谷防衛大臣は、河野克俊統合幕僚長に確認さえ取っていません。戦争法と日米共同訓練は同一線上にあり、自衛隊にしてみれば集団的自衛権行使のための訓練をしてきたわけだから当然の帰結だろうが、安倍政権は必ず戦争法を成立させるとか、沖縄辺野古基地建設に反対しているのは一部の国民だなどと政治的発言をしていることは重大です。しかし、国民はそれを許していません。
岡山の発言の中で、日本原で1日の訓練となっているがそれは今後の自衛隊の危険な活動を示唆していると話しました。「自衛隊は10年に及ぶ米軍との共同訓練を終えて、今後は他国へ乗り込むためのヘリからの降下訓練をするということだろう。その為に350人もの過去最高の自衛隊員が参加するのではないか?」と訓練の危険性を指摘しました。発言は、民家被弾事件を告発した森脇高島市議。リレートークでは岡山、大阪、京都からそれぞれ、闘いの報告がされました。集会では、「ふるさと」をみんなで歌うのが伝統になっていると知りました。住民が故郷を大切にしたいと思う気持ちがよく出ています。歌いながら参加者は闘いへの住民の「ふるさとを取り戻したい」という思いを共有しました。思いがけず、岡山が先頭で横断幕を持つように言われ、穀田衆議院議員と一緒に「戦争法案絶対反対」「命を奪う訓練はいらない」と声を上げました。
0 Comments | Posted by kiyoshi in あいば野大集会, 日米合同演習反対9.6あおば野大集会, 活動日誌