日付 2024年3月14日
3月14日、統一行動にとりくみました。生協労組おかやまと岡山県医労連の合同によるストライキ行動で60人が参加しました。
今年の春闘では、自動車産業や電器産業の大企業を中心に過去最高水準の回答が出されていますが、圧倒的多数の労働者が雇用されている中小企業にまでは波及していません。しかしながら、物価高騰による生活の圧迫と深刻な人手不足を解消するには、ベースアップをはじめ労働環境改善が不可欠です。ストライキよって社会的にアピールすることで、地方から賃金引き上げの相場を形成することをめざし、声を上げました。
生協労組おかやま書記長の内田和隆さんは、「ベースアップと賃金の大幅引き上げを実現しなければ、労働者個々人の暮らしが立ち行かなくなるだけでなく、地域社会の衰退にもつながる。ベースアップ・賃金引上げを確実なものにするためにストライキを実施している」と訴えました。生協労組おかやまは、西大寺店をはじめ5つの店舗前でアピール行動を実施しました。
岡山県医労連執行委員長の西崎克江さんは、「長引くコロナ禍の影響によって医療・介護現場は疲弊している。物価高騰の進行もあり、医療・介護経営は厳しくなるばかりだ。退職者も増えている。大幅なベースアップ、人員確保ができなければ医療・介護は崩壊してしまう」と発言しました。
岡山県医労連では、多くの組合が6月の診療報酬改定の詳細が判明していないことを理由に、具体的な回答を引き出すことはできませんでした。ベースアップに向けた姿勢を求めアピール行動を行いました。岡山医療性労働組合は、「全職員のベアを協議すること」を条件にストライキを延期しました。
アピール行動では福祉保育労働組合、岡山中央福祉会労働組合、倉敷医療生協労働組合からも代表がベースアップの必要性を訴えました。
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