日付 2016年5月27日
とき:2016年5月26日(木)13時30分~
ところ:民主会館
毎年、岡山県教育委員会、労政課、労働局に要請しながら高卒者の就職保障と実態把握に努めている就職連の運動ですが、事務局からの報告を受けて意見交換しました。
その前に、ハローワークから職業相談部長さんと学校相談部門の職業指導官から高卒者の就職の実態をお聞きしました。確かに求人倍率は上がっていますが、3年以内の離職率は高く高卒で4割、大卒で2割になっている問題についてもお考えを聞きました。確かにブラックな企業はあるが、働くことの厳しさや働く側の安易な選択を懸念されていました。「こんなはずではなかった」というケースが離職理由に多く、「しった激励が効かない若者への対応は問題視される時代」など、就職する前の職業や会社に対する姿勢についてどうサポートするかがポイントのようです。
様々なセミナーや講座が人気で毎年1000人くらいが利用して言うそうです。セミナーの種類も多く51種類と聞きました。岡山県は製造業の就業者が多く、内定率が高い割に離職率も高くと説明されました。私たちの認識と一致しています。ただ、就職希望者は年々減少傾向にあると話されました。就職活動が長引いて心理的に追い込まれるケースについてもサポートの重要性が指摘されました。
総会での討論は、就職担当の先生方のお話を聞く活動や「働く権利手帳」の活用についても「宣伝などで知らせる運動」が提起されました。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 岡山県就職連