11.14ガイドライン学習会
0 Comments | Posted by kiyoshi in ガイドライン, 戦争法廃止 |
とき:2015年11月14日(土)13時30分~16時
ところ:勤労者福祉センター4階第1会議室
11.14ガイドライン学習会
11月14日(土)、安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は戦争法廃止のための学習会を開き、安保破棄実行委員会の中尾元重代表を講師に「新ガイドラインで何が変わったのか、アメリカの要求にこたえる軍事的役割の検証」というテーマでお話を聞きました。
福田内閣の1978年に日米防衛協力のために指針から1997年に橋本内閣の時に改定されたガイドラインで何が変わったのか?さらに2014年の10月に安倍内閣が97年の指針を見直し中間報告では何を変えようとしたのか?そして今回の再改定で何が変わったのかの詳細な説明を受けました。参加者は11人でしたが、2時間に及ぶ講義に集中して聞きいりました。講演の中で中尾さんは1958年から1976年までの18年簡に自衛隊の予算は1485億円から1兆5124億円と10倍に跳ね上がったこと。その翌年に最初のガイドラインができたが、当時は日本の憲法上の制約に関する諸問題や非核3原則は、研究・協議の対象にしない、としていたことが今日の再改定ではガラリと変わって、憲法上の規定は踏みにじられ、非核3原則までは崩されていないが武器輸出3原則変わる新たな原則として「防衛装備3原則」が制定された。これは武器の開発、生産、研究開発、調達、補給、管理の推進を図るもので国内軍需産業の育成・強化をはかるものだとして、「軍・産・学一体化」の体制をつくる動きを強めていると説明しました。
協議の中では駆けつけ警護で自衛隊はどうなるのか?軍隊ではない自衛隊が今後どう変わるのか?軍事費は3倍に伸びるのか?など活発な意見交換がされました。