日付 2015年7月13日
とき:2015年7月11日11時30分∼
ところ:石山公園(集会)、デモ行進(岡山駅前中銀ビルまで)
STOP戦争法岡山の会は、戦争をさせない1000人委員会岡山と共同して7月11日、
戦争法に反対する市民集会を開き、会場の石山公園には450人が参加しました。集会では岡山弁護士会から吉岡康祐会長が、戦争をさせない1000人委員会から大石和昭代表がそれぞれ連帯のあいさつを行いました。集会へは日本共産党大平喜信衆議院議員が駆け付け、国会の情勢報告ならびに展望を語りました。
主催者あいさつでは、花田県労会議議長が「戦争をさせない県内の共同行動が広がっている。毎週街頭で署名をしていると、安倍さんはおかしい。子どもを戦争には送りだしたくないという声を聞く。憲法に解釈を変えて戦争のできる国づくりは許せない。力を合わせて廃案にしよう」と訴えました。
吉岡会長は弁護士会が作成した「安保法制イケンじゃろ」のタオルを掲げ、「安保法案は憲法9条違反の法案だ。まともで常識的な法律家が憲法違反と言っている。そのような法案は審議に値しない。安倍内閣は言語道断。どんなに議論しても合憲に変わることはあり得ない。根本の考えが違憲。国民の声で廃案にしましょう。反対の国民は過半数を超えている。その声を無視する国会議員に民主主義の何たるかを示そう。戦争は嫌だの一点で共同しよう」と挨拶しました。
1000人委員会の大石和昭事務局長は、「戦争で一番苦しむのは女性と子どもだ。子ども達に戦争をさせてはいけない。人、物、お金、情報が統制される。人殺しに戦争を子や孫にさせてはいけない。戦争の中で人殺しを目的にする集団が生まれる。軍備は私たちの知らないところで増強されている。結局、社会保障の予算が削られる。弱い人達が犠牲になる。秘密保護法が施行された。今が正念場だ。戦争は環境破壊だ。6月29日、岡山は大規模な空襲にあった。戦争法を廃案にしよう」
国会情勢を報告した大平議員は「昨年の総選挙で国会に送ってもらった。7ヶ月の間に、戦後最大とか、史上最大などの言葉を聞くようになった。戦争政治最大の危機が国民の声も聞かない安倍政権によってもたらされている。それも戦後最長の国会となった。何が何でも押し通そうとしている。7月は日本の進路を左右する一ヶ月になる。週明けは今国会最大の山場を迎える。16日の本会議可決がシナリオだ。土・日の運動が山場だ。審議は尽くされていない。この法案は憲法違反以外のなにものでもない。憲法9条違反、国民主権にもやり方も民主主義に違反している。廃案と政府自民党の退陣の両方を実現しよう。学生や若者、女性、学者、全国で反対の声が上がっている。彼らは国会の中では多数だが国民の中では少数だ。憲法審査会はいま、世論の抗議で開催できなくなっている。国民の世論と国会の論戦が結びつけば必ず廃案にできる。国民本位の政治は実現できる。戦後70年の節目の年。国会でIPUの国際機関で世界若手議員の集まりがあった。3日間世界の国会議員は世界の平和のために何をなすべきかが議論となった。その中では抑止力などという議論は一切聞かれなかった。最終合意文書でも、各国政府に軍事予算の削減を求めて今こそ若者の教育に奉仕しようではないか、というまとめになった。日本の姿勢は恥ずかしい。話し合いで解決するのが世界の本流だ。延長国会をするんではなかったと思わせるように一丸となってガンバロウ」と参加者を激励しました。
集会はデモ行進に入る前に懸け合いコールが行われました。「ストップ、ストップ戦争法。戦争法は恐てぇ~ぞ、9条壊すなイケンじゃろ」との声が会場に響き渡り、今回はこのコールで岡山駅前までをデモ行進しました。
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