日付 2015年3月16日
とき:2015年3月13日
ところ:表町商店街
3月13日(金)イレブンアクション岡山の金曜行動。今日は表町商店街をデモ行進です。替え歌、シュプレヒコールが商店街によく響き、元気よくアピールしました。参加者は一同に「気持ちよかった」との感想も。参加者は35人でした。事前の宣伝ではやはり充分ではなかったようです。中国電力の方へ行っていた方もあり、場所の変更はなかなか徹底しません。
玄海原発1号機の廃炉が決まりました。いいですねと言いたいところですが、電力会社の思惑は原発をなくすためではありません。九電は採算が取れないためと言っています。規制委員会の基準を満たすためには経費が掛り過ぎるとの判断のようです。しかし、老朽化した原発の再稼働などもってのほかです。川内原発に続いて高浜原発、規制委員会の許可を待つ原発は次ぎ次ぎに出てきます。原発会社にとって儲かる原発は捨てられないのでしょう。核のゴミをどうするのか?未だに決まっていません。地下に埋めるなどとんでもありません。これから先、何百万年も人類が管理するなど絶対にできません。正気の沙汰ではないことくらい分からないはずがありませんが、それが資本の論理です。「なるようになれ。後は野となれ山となれ」です。儲かればいいという論理は絶対に認められない。命が放射能によって汚されることになる。
子ども達の未来や国の未来を真剣に考えていないのが今の安倍政権です。どうして、こんなことになったのか?国民がしっかりしないと日本をダメにする。福島の環境汚染は除染の成果は出ていますが、まだ放射能線量値は環境基準には達していません。にもかかわらず、望月環境大臣は、「除染は効果的にやり、100%はしない」と言っている。にもかかわらず、住民の帰還を促すのはどうしてでしょうか?東京電力には甘く、核物質が漏れても対策すら取ろうとしていません。住民の命と健康は儲けの前には軽く扱われるということでしょうか?朝日新聞の調べでは福島県の環境汚染モニターで国の基準を満たしているのは88%とのこと。国の目安は0.23㍃シーベルトです。ですが、最近になって、モニターの値が低く出るように細工をしているニュースが飛び込んできました。政府が言うことを聞かない業者を切り捨てているとも聞きます。なぜ、こんなことになるのでしょうか?国の目安と言っても、これは年間線量に換算すると2㍉シーベルトであり、法律が示す環境基準の2倍です。到底、安心して過ごせる値ではありません。国は法律と目安を使い分け巧妙に誤魔化しています。金曜アクションを私たちだけの運動ではなく、市民の運動として定着させたいものです。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 金曜イレブンアクション