9.28広島土砂災害支援活動
0 Comments | Posted by kiyoshi in 活動日誌 |
とき:2014年9月28日(日)6時30分~
ところ:広島県北民商集合ー緑井地区
9月28日(日)、県労会議は県医労連の仲間と広島土砂災害の支援活動を行いました。前回は8月31日(日)にお伺いしましたので今回は1カ月ぶりの支援活動になります。街は前回とずいぶん様子が変わり、落ち着いた雰囲気になっていました。前回、街のあちこちで見かけたボランティアの姿はもうありません。今回は緑井地区の宇那木神社の裏山にある墓地の復旧作業をお手伝いしました。
墓地は土砂で埋まり、山から流されてきた流木が積み上げられ作業の困難さを予感させました。墓地に着くと管理されている方から説明があり、指定された区域のみ土砂撤去をすること、お骨や骨壷、線香立てなどが出た場合はかなわず管理者に連絡することなどが伝えられました。
作業現場は土砂で埋まり、2mくらい掘らないと墓石は出てきません。すでに作業を始めているグループもあり、土のうがあちこちに積み上げられていました。スコップで土砂をすくおうとすると大小の石や木片や根っこが邪魔になってなかなかはかどりません。それでも1mくらい掘り進むと墓石が見えてきます。全体が出てくるまで2mくらいは掘り下げないといけません。掘り出した土砂を土のうに詰めて運び出すのはリレーで運びます。狭い穴の中では作業も思い通りにいかず、30分作業、10分休憩の繰り返しです。午前と午後に分けて作業しましたが、私たちの墓石はついに全貌を見ることなく終了時間となりました。墓石は倒れ、納骨部分の逆さになっている状態でした。他のグループから骨壷が出てきたと連絡があり、私が壊れた骨壷とお骨を手ですくって、周囲の土ごと番号の書いてある袋に入れさせていただきました。
土のうの積み上げを終えて作業を終了すると、まだ仕事が終わっていないことを痛感しましたが、広島の事務所では当分、この作業を継続するとのことでした。
広島では労働組合や民主団体が連絡会を立ち上げ受け入れ体制を組織しています。北民商の事務所を拠点に災害対策連絡会として活動を始めました。現地では市のボランティア組織と並行して活動を開始して、これまでに1700人が支援に入ったそうです。市が受け入れたボランティアは35000人くらいだとのことでした。28日は生協と医労連の仲間50人くらいが集まって作業を行いました。