2.17県労会議女性部第16回大会
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ところ:勤労者福祉センター5階第3会議室
概要
2月17日、県労会議女性部は第16回の定期大会を開き22名が参加しました。大会では名村女性部長のあいさつや、事務局長の女性の権利やジェンダーについての報告を問題定期として分散会が開かれ、悩みや組合のことなどを自由に語り合いました。
挨拶をする名村女性部長
今回の大会は事前の役員会で「これまでのような活動報告と方針案の提起だけでは女性の問題意識は深まらない。それぞれが日頃の問題意識を気軽に出せることが大切。日常の問題意識から権利について考えよう」と話し合い、準備をしてきました。
ケーキを食しながら楽しく語り合いました。
分散会は4つのグループに別れ「①最近ハマっていること、②組合のこと、女性部のこと、③心配や不安、気になること」の3つのテーマで話し合いました。ある分科会では「悩みは深いが誰かに任せるのではなく、自分たちの問題として立ち止まって考える必要がある。おかしいことをおかしいと言えるように、組合の活動で広げたい。生活の中でぶつかっている問題を出し合って話し合うことが大切だ。回り道なようでも共通点を見つけてつながれば、組合を強くしていくことにつながる」と感想をまとめました。別の分科会では「時間が足らないほど楽しくしゃべることができた。女性の権利が使えない状況がある。生後4ヶ月の子どもがいても夜10時間まで働いている話や、生協の配送ではコンビニもガソリンスタンドもなくトイレに行けないという悩み、サービス業の窓口ではお年寄りのセクハラで胸を触られるなどの困り事もある。制度を勉強して改善したい。行政問題では人員削減で十分なサービスが出来ない中で苦情が飛び交うなどの問題点が出された」と報告しました。閉会の挨拶をした県国公の落合さんは「気軽に話し合うことが大切。このような会話を単組や支部でも広げたい。今後とも頑張ろう」と今回の試みの成功を確認しました。参加者からは「楽しかった。単組でもこのような話し合いがしたい」「難しい組合の方針は話せないが身近な話から親しくなって、みんなで物が言える職場にしたい」などの感想が寄せられました。