岡山県労働組合会議

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カテゴリ   秋闘宣伝

とき:2015年10月15日(木)7時45分∼

ところ:岡山駅西口さんすて

10月15日(水)、秋闘における早朝宣伝の2回目です。前回は戦争法案が成立した直後の宣伝でしたので、これを廃止にする運動を呼び掛けることが主でしたが、今回はアベノミクス経済政策の第2ステージされる3本の矢を批判し、秋の闘いにおける私たちの姿勢を示す宣伝となりました。充分とは言えませんが6人が参加、チラシは250枚を配布しました。

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安倍首相は第2ステージの中で、「実質法人税を25%まで下げると言っている。子育ては株式会社にゆだねる、社会保障費は経済成長率以下に抑える」と言っているが、これで600兆円のGDPを実現することなど不可能だと訴えました。地域の経済を再生し、私たちの賃金を上げることなしに日本の経済を押し上げるが出来ず、そのために私たちが取り組んできた運動を紹介しました。私たちは最低賃金、公契約運動、公務員賃金に関わる人事院勧告などに対する取り組みを社会的賃金闘争と呼んでいるが、その中でも最低賃金は10月2日に発効し16円の引き上げがなされた。私たちの取り組みにも関わらず、東京など中央との賃金格差は開くばかりで今や172円の差となったことなどを紹介し、労働力の流出問題と合わせて、地方の最低賃金引き上げや1000円の早期の実現を訴えました。

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公務員の人事院勧告は若年層に対する底上げが勧告され、年末一時金も0.1ヵ月民間との格差を埋める内容でしたが、フレックスタイム制の導入で労働強化が懸念されるなどの内容を紹介しました。TPPの大筋合意、戦争法による社会保障費の削減などによる日本経済への打撃となる問題も山積される中で、消費税10%から19%への引き上げなども反対の立場で取り組むことが秋の運動の課題だと話しました。正直、反応は弱かったと思います。労働組合の組織率低下や、非正規労働者の増大で秋の賃上げ、一時金の引き上げに縁遠い人が増えていることが原因だと思います。それだけに組織労働者の奮闘が求められています。

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