カテゴリ 沖縄高江
12月10日(土)、総がかり行動岡山実行委員会は沖縄の闘いと同時に中央集会に連帯して集会とドキュメント映画「辺野古、圧殺の海第2章」の上映会を行いました。会場となった労働者福祉事業会館には130人が参加しました。
このドキュメントは2014年7月1日の辺野古新基地建設の着工から、翁長知事誕生までを描いた「圧殺の海」の第2章となります。翁長知事誕生からの激動の18カ月が描かれています。
集会では総がかり行動の代表である大石弁護士が挨拶をされました。大石さんは「民主主義の理念が大きく崩れようとしている。日米安保条約は日米軍事同盟に変質して沖縄には日本の74%の米軍基地が集中している。防衛費は今後増え続ける。PKOに駆けつけ警護が付与され、南スーダンに赴く自衛隊員の家族がどんな思いで見送っていたか想像できる。戦争法は明らかな憲法違反。オスプレイヘリパッド建設に辺野古基地建設に沖縄は総ぐるみの闘いを展開している。県平和センター山城議長の逮捕など運動への圧力は強まっている。高江の闘いに参加した仲間からの報告を聞いて現地の闘いを共有する集会にしたい」と話しました。
報告ではあかいわメッセの杉山さん、自治労の石丸さんが報告しました。
閉会挨拶を総がかり行動のもう一人の代表である中尾さんが行いました。中尾さんは「今年は1995年に少女暴行事件があり、沖縄の基地整理縮小が取りざたされて20年になる。しかし、この間の沖縄の現状は悪くなるばかりだ。普天間基地移転の代替用地を求められ、辺野古に新たな軍用基地建設がされようとしている。高江にはヘリパッド建設と、沖縄の静かな海とヤンバルの森が破壊されている。憲法の姿は沖縄に連帯して闘うことだ。総がかりの運動はまだ弱い。さらに大きな運動として立憲主義を取り戻そう」と訴えました。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 圧殺の海, 沖縄辺野古, 沖縄高江