岡山県労働組合会議

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カテゴリ   5.25中央集会

とき:2018年5月25日(金)10時30分~

ところ:厚生労働省、国会周辺、衆議院議員会館会議室

ウソ働き方改革一括法案が衆議院厚生労働委員会で強行採決されました。採決の議場はえげつない強行に野党の抗議で騒然としました。加藤厚生労働大臣は恥知らずとして歴史に名を残すはずです。全国過労死を考える家族の会の寺西笑子さんは「あんな暴挙はない」と怒りの涙を流されたと聞きました。

25日は朝6時の新幹線に乗って上京。10時30分からの働き方や最賃をテーマにした厚労省要請に参加しました。交渉団は16人。「出しゃばらないように」と思いつつ、3回も発言をして、現場からの声をもっと反映したい司会者の狙いを逸らしたかも?などと考えながらの怒り爆発の要請でした。厚労省が提案している法案は魂が入らず、企業の胸三寸。考えの基本は労働者保護にあると言いながら、実際は罰則規定もなく、指導もしない稚拙なものです。これでは労働者は救われないです。

厚労省前での抗議集会では全労連の小田川さんに続き、過労死家族の会の中原のり子さん、医労連、神奈川県労連、そして生協労組おかやまの山本泉さんの発言が続きました。山本さんは現場の切実な声を代弁して、その訴えに共感の拍手が広がりました。行動には700人が参加と発表されました。

日比谷公園からの国会包囲デモと衆議院・参議院への共産党議員団に迎えられた連帯・激励行動にデモ行進団は「最後まで闘うぞ、強行採決を許すな、働き方改革廃案」とシュプレヒコールを上げました。

 

衆議院議員会館前でも働き方改革法案に対する抗議集会が開かれ、共産党から田村参議院議員があいさつ。国会の状況を報告され、高プロ制度の危険性、インターバル規制が求められていることなどが述べられて、「法案は撤回されるべき、そもそも政府の労働法に関わる法案に働き方や労働者の暮らしが良くなる法案がこれまでにあったのか?」との指摘に参加者は共感の拍手を送りました。田村さんは「皆さんと闘う」と決意を述べ、再び国会に向かいました。

 

非常に力強い集会で、緊迫した国会の傍聴行動を続けている全労連・伊藤常任幹事が傍聴行動や院内集会で引き続く行動が提起され、参加者は「闘うぞ」と再びシュプレヒコール。そこで、ズーっと気になっていたTPP11強行採決反対・グリーンウェーブ終結行動に単独参加。全労連・橋口事務局長と川村常任幹事が集会をまとめていました。第2衆議院議員会館の第1会議室では共産党の紙智子さんを招いての集会が開かれ、10組に分かれて議員要請行動も行われました。今日は金曜日とあって帰省した議員が多く、共産党の議員を覗いて議員と話せたグループは1組でした。他はすべて秘書対応です。自民の平野達男議員と話した組は「TPPは賛成だが、種子法は残さなければいけない」との会話を紹介しました。衆議院でわずか6時間の審議で本会議を通過したTPPはよく知らない秘書さんも多い印象です。在室していた公明党の議員は面会を拒否したと聞きました。

食健連や農協の組合役員とも繋がりができとてもいい機会になりました。顔つなぎができたことが財産です。懇親会も参加して交流したところで時間切れです。

帰りの新幹線の中で強行採決を知りました。予想はしていましたがやはり残念です。国民的運動の弱さ・国会の劣化を感じます。強行採決をした自民党は国民の運動を怖がる状況にありません。非常に残念です。これをどう乗り越えるのか?声を上げ続けるしか今は方法が見つかりません。岡山でも十分な運動ができてない。出来ない悔しさがあります。

29日の本会議で採決されるようですが、参議院での廃案を目指して頑張ります。

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