岡山県労働組合会議

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カテゴリ   県春闘共闘要求ハガキ

とき:2018年1月17日(水)12時15分~

ところ:岡山駅西口サンステ

2018年春闘の始動。県春闘共闘は1月5日から駅前宣伝をはじめていますが、今日は「春闘要求を聞こう」と要求ハガキ配布を行いました。

賃金引き上げ要求を主に、生活実感や一日の労働時間など14項目の設問があります。

何とか3年連続の賃上げを実現してきました。公務員の人事院勧告もプラス改定です。経団連が賃上げに応じる姿勢を見せていますが中小の企業や商店は依然として厳しいです。

中小企業同友会や商工会議所との懇談では1000円の時間給に共感もいただいていますが、幸いにも最低賃金の引き上げにも3年間手ごたえを感じている。中央最賃の引き上げ幅が変わってきたからだとも考えられますが、昨年は24円の引き上げでした。私たちの要求からすればまだまだですが、これまでの引き上げが低かっただけに、最近の引き上げ幅を歓迎しています。

今年はさらに声を上げて、大幅な賃上げが実現するように奮闘したいと思います。それにしても非正規率が4割になる中でこうした労働者の要求をどう春闘に反映させるのかが問われています。ハガキの配布活動も夜の時間帯の方が要求を反映できそうな気もします。

賃金引き上げは労働条件や生活改善のために必要ですが、地域経済の疲弊を何とか食い止めたいと思います。賃金を上げて働くものの購買力向上につながればベストです。

労働者が春闘で街に出て、市民に経済活性化実現の道を語ることが大切だと思います。

昨年の12月26日、おかやま県は労働組合の組織率を発表しました。昨年と比して0.4%組織率が上がりました。主に非正規雇用の組織化が引き上げに貢献しました。10年前の水準に戻った感じです。労働組合員数は10年間で最高水準です。ただ、組合数は減っています。県労会議も若干ですが117人増えています。ベースには雇用労働者が増えていることが要因ですが、連合と県労会議以外の労働組合の人数は減少しているのが特徴です。

特に今年は非正規労働者の無期転換雇用の年でもあり、労働組合への期待は広がっていると思います。

春闘を意識して打って出れば成果も期待できる年にしたいと思います。

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