岡山県労働組合会議

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カテゴリ   共謀罪廃止宣伝

と き:2017年10月2日(月)12時15分~

ところ:岡山駅西口サンステ

10月2日(月)、共謀罪の宣伝・署名に6人が集まりました。署名数はなんと3筆でした。反応は悪いです。ティッシュに入れたチラシも拒否する人も多いように見受けます。「どうして?」と首を傾げたくなる反応でした。そういえば前回(9月11日)も反応が悪かった。法案が通る前と後ではこんなにも違うのか、と改めてあきら感の大きさを思い知らされました。戦争法廃止署名も同じような傾向がありました。昨日は憲法署名(改憲させない)をでしたが反応は良くありませんでした。

どうしてこんなことになるのだろうか?理由は分かりませんが、考えられることの第1はマスコミで一切報道されていないことです。首相も丁寧に宣伝するとしながら一切の説明は発効されてからもありませんでしたから「何のこと?」という感じでしょうか?第2は政治にうんざりでしょうか?岡山市長選挙の投票率は30%を割って、28.35%(前回比4.99%減)ということですから、政治に関心と期待を持っている人が少ないからだと思います。第3はこちらの構えが悪いからでしょう。たくさんの人数で分かりやすく訴える手段に欠けているからだと思います。しかし、なかなか人が集まらないのも現実的で突破できない難題です。

しかし、そこは楽天的に考えこだわらずに、運動を続けることで道は開けると思っています。やめたら安倍政権の思うつぼです。憲法に従って、表現することや人権侵害の法律を告発することは国民の役割でもあり、闘いはそこからいつも始まっています。絶対にあきらめちゃいけません。

総選挙もあって志の高い人はそちらで忙しいと思います。野党共闘が思うようにならず、希望の党と前原氏の謀略で民進党の結集がつぶされたこともあって、がっかり感が強いと思います。しかし、こんなことでめげていたのでは戦前に苦難を強いられ、今も闘っている先輩たちに合わせる顔がありません。頑張りたいと思います。そんな中でも6人が参加してくれたことは励みになります。闘いはいつも厳しさを伴います。私たちが闘いを止めて誰が戦うの問うのでしょうか?

「共謀罪って何?」と聞かれ、説明すると「そんな法律があるの?それはいけないわ」と署名をしてくれた年配の女性がいました。旅行客の中にも手を振って応援してくれた人もいました。まだまだ、人間はすべてが悪いわけじゃないです。あきらめているわけじゃないです。純粋に善悪の判断をしてくれる人もいます。「知らぬ、存ぜぬ」という振る舞いがが如何に社会を壊しているか!をソフトに伝えることができればいいのですが、そこまでの思想性と思考に私たちがたどり着いていないのも事実です。

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と き:2017年9月11日(月)12時15分~

ところ:岡山駅西口さんすて

9月11日(月)、共謀罪廃止の宣伝・署名行動を行いました。6人の参加で署名は12筆でした。成立してもう3カ月です。臨時国会は9月末に開かれるようですが今のテンポでは廃止のための十分な運動ができているとは言えません。17日から市長選挙と補欠選挙も行われます。皆さん、忙しそうです。10月1日までは拡声器を使った宣伝ができません。「スパイみたいなことをする法律はおかしい」と言って署名をしてくださる方がいました。その通りです。私は憲法にそった人権意識が必要だと思いますが、人それぞれです。一連の運動をふりかえると憲法に対する認識を広げないと法律の是非が判断できないように思います。多くの市民の皆さんに考えていただきたいと思います。

そもそも共謀罪は「国際的組織犯罪防止条約のため」という理由がありました。しかし、国際的な組織犯罪の対象はテロではなく、国際的なマフィア対策が目的でした。テロのための対策も「爆弾テロ防止条約」や「テロ資金供与防止条約」などの5つの国連条約と8つの国際条約が採択されていますが、日本は早期に国内法をつくってこれらすべてを締結しています。したがって、新しい法律を作る必要はありません。共謀罪をつくる必要もありません。求められていないのですから。国連の質問にも日本政府は答えていません。テロ防止などと詭弁を使ってまで成立させたい共謀罪の意図が別にあり、それは簡単に言うと国民の監視ではないかと考えられます。民進党の山尾志桜里衆議院議員が不倫疑惑で離党しました。幹事長就任が内定していた時だけに疑惑報道はタイミングが良すぎます。監視されていたことは間違いないと思われます。国会議員だけでなく、国民が監視の対象になっており、違法捜査と言われないように法案成立を急いだとしか考えられません。共謀罪法案阻止に運動をこの間の情勢を振り返りながら訴えを続けました。多くの仲間が参加する運動に発展させたいと思います。

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