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カテゴリ   伊方原発再稼働を許さない4.23in松山集会

とき:2016年4月23日(土)13時~16時

ところ:松山市堀之内城山公園「やすらぎ広場」

4月23日(土)13時~、松山市堀之内城山公園「やすらぎ広場」で伊方原発再稼働を許さない4.23in松山集会が開かれ、中国・四国各県から2600名が参加、金曜イレブンアクション・岡山県民医連からは17名が参加しました。

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集会では前座を務めた「さよなら原発パレードinおのみち」という歌声グループが替え歌やアベ首相のお面をかぶってパロディーを演じました。替え歌は「水前寺清子・365歩のマーチの替え歌でさよなら原発一歩のマーチ」「橋幸夫・いたこ笠の替え歌で伊方がさ」などで会場を盛り上げ、「アベノミクスとかけてオリンピック国立競技場と解く、その心は成果(聖火)がない」と謎かけがされ、参加者は拍手で応えました。開会のあいさつでは止める会の草薙順一事務局長が、「熊本では伊方原発基準地震動の2.4倍の地震が起こった。同じ原発が伊方で起これば過酷事故となった。熊本の地震で川内・伊方への事故不安が大きくなった。今回の事故で地震が発生すれば大分に船で逃げられないと分かった。避難計画は現実的でない」と話されました。

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集会のメインゲストとして招かれた講談師・神田香織さんが登壇すると会場は大きな拍手に包まれました。神田さんは「チェリノブイリ・福島の叫び」から演目を抜き読みで、①チャエルノブイリで命を失った消防士とその妻の凄惨な看病の記録、②東日本大震災による津波と原発事故によって砂浜に転がる死体と原発事故は遺体を引き取らせず、荼毘に付されることもなかった命の叫びを2話演じました。参加者は臨場感あふれるその語りに圧倒されました。会場は静まり返り、大きな鼓動の高鳴りと命に対する権力の冷酷さに衝撃を受けました。神田さんは怒りの眼光鋭く「福島を取り戻しましょう、伊方原発再稼働を止めましょう」と、凛とした声で訴え会場は拍手で応えました。

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トンネル作業員として、当時、伊方原発へのトンネルを掘った大塚和義さん(85歳)は、「トンネルは非常に脆い、地震が起きれば塞がり避難はできない」と話しました。

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住民投票の実現を求める八幡浜市民の会より遠藤彩さん、佐山順子さんが支援のお礼を述べました。「議会は住民投票請求を6対9で否決した。署名は11,176筆を集め、カンパは全国から100万円が寄せられた。否決した議員は、決めるのは議員だと言った。それなら再稼働させない議員を選ぶだけだ」と決意を語りました。

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政党を代表してあいさつをした日本共産党の藤野保史衆議院議員は、「川内原発は不測に事態に備えて止めるべきだ。政府は地震で原発が事故になれば船で逃げろ、家の中でじっとしていろと言っている。これは非現実的だ。原発は検討すべきだ」と話しました。社民党の吉川元衆議院議員は「大分の仲間40人と集会に参加した。原発の安全神話が広がり、だれも責任を取らない無責任体制となった。避難計画は実行できないことも明らかになった。すべての原発を再稼働させてはならない」と決意を述べました。

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会場ではカンパが呼びかけられ426,099が集まったことで地元の運動が勇気づけられたと報告された後、集会参加者は松山市内を2コースに分かれてデモ行進を行いました。心配された雨も集会の終わりまで何とか大降りになることもなく、集会は大きな成功を収めました。

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