岡山県労働組合会議

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日付 2018年8月29日

とき:8月27日~28日

ところ:倉敷市真備町、岡山市東区平島

8月27日~28日、全国災対連の調査団14人が岡山入りしました。調査団は豪雨災害による影響とこれまでの経験が生かせるよう倉敷真備町、岡山市東区・南古都地域を見て回り対策を検討しました。全国災対連は、全労連以外に新建築課技術者集団(新建)や科学者会議、農民連、行政の地質担当者、街づくり、阪神・淡路大震災救援・復興県民会議などの専門家がいます。こうした方々の助言や支援を受けることが今後の復興の手助けになります。全国災対連はボランティアで活動しています。今回初めて新建の岡山支部会員がいることを知りました。

27日の午後、倉敷の田辺市議、須増県議の案内で真備町の被災地区、小田川の末政川、馬谷川の決壊場所、水害の原因ともされる小田川の雑木(今はきれいに刈り取られています)、9月8日から開設する県災対連の事務所と被災した大家さんの家屋、トレーラーハウス、被災した須増県議の実家、箭田・川辺地域の水田と被災家屋、岡田小学校の避難所などを見て回りました。

小田川支流・未政川の決壊場所は今も土台から抉られた家屋や、流されて傾いた家、大きく削り取られた土地は水がたまり、ポンプで排出しながらも未だに水が引かず池のようになっています。何故?決壊したのか、と須増県議は「小田川が砂を含む堤防で特に未政川は粘土質が少なかったと言われている。一度決壊した個所に、別の個所で決壊した水が流れ込み、激しい勢いですべて破壊した。そのために亡くなった方が多い」と話しました。

調査団は天井川決壊の脆さや越水による堤防破壊と水流による破壊力を目の当たりにして「地質学的な調査」を強調しました。川辺事務所の家主さんに母屋や居間の被災状況を見せていただきました。2階の窓の半分くらいまで水に浸かったことが分かる生々しく残っています。床板も土壁も剥がされています。家主さんは「母屋は取り壊す」と話しました。土壁について調査団に尋ねると「カビがあっても再利用できるが、藁や土を加えて1年位寝かす必要がある。荒壁を塗って2年くらい。それから2年くらいで上壁を塗る」と土壁家屋の再建が時間を要することを説明しました。床下の構造を見ながら、居間と台所の構造が違うことを指摘して、違う構造の建物を密着させると強度が弱る」と指摘。家屋の再建に専門家の助言が必要なことを感じました。

小田川の決壊場所に立ち、周辺の街並みを眺め、天井川としての危険性や雑木、河川管理に話題が集中しました。

河川管理の不十分さは一目で分かりました。雑木の刈り取りが、長い間要望されながら聞き入れられなかったこと、ダム放流の問題など様々な要素が他県の水害と比較するような形で話が広がりました。どうやらダムは無駄が多いようです。この問題も専門家の検証が必要であり災対連の仕事になりそうです。農業支援、家屋の再建と費用、自治体独自の支援金、災害後のまちづくなど話題は尽きませんが、28日の岡山東区の状態と合わせて災対連が国以上の支援を実現する運動を住民とともに展開できるのか?責任を感じます。

28日は共産党竹永市議の後援会事務所を拠点に、大野さん(責任者)の案内で被災者の声を聞くことができました。経験から水かさの判断を誤り、思わぬ水害にあった経験談は誰にも共通する問題です。県境が変わっている認識がないと避難勧告に対する受け止めが違ってくることも分かりました。

家を新築し、鍵の受け渡しの日に被災したというニュースも当時聞きましたが、どちらの責任になるかの分かれ目と工務店が災害保険に入っていることなども知りました。知らないことが多く課題は山積みですが市民ぐるみの運動として県災対連を育てたいと思う2日間でした。今後も全国災対連の力を借りながら復興に全力をあげます。


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