岡山県労働組合会議

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日付 2018年8月8日

とき:2018年8月8日(水)9時~

ところ:倉敷市真備町ボランティアセンター・被災者支援

8月8日、県災対連として2回目のボランティア活動。今回は倉敷市真備町で社会福祉協議会のお世話になりました。3人の仲間が来る予定でしたが集合時間に間に合わず、センターで知らない者同士グループを組んで活動しました。

グループの女性は2回目の活動になるとして「なかなか仕事の調整ができず、何度も来ることができない」と残念そうです。別の若い女性は10回以上真備で活動しているそうです。「仕事がまとめて取れたから」と積極的で慣れた感じでした。グループリーダーになった若い男性は「福岡から来た。昨日と2日目。市内のホテルに泊まった」と言うので、「ボランティア経験は?」と聞くと、「熊本地震で支援物資を届けたくらい」と遠慮がちに話されました。サテライトセンターにバスで出向くのですが、知り合いのIさんがセンターの案内係をしていました。「え~?毎日ですか?」「時々」の会話に、私の知らないところで頑張っている仲間の「意外な側面」を見る思いでした。

これまでのボランティアにはなかったWeb事前受付。これは早いです。時代は変わりました。電子化の流れはボランティアというアナログな世界にも定着しています。サテライトセンターでは作業のための道具が整っています。準備をして被災者のお家を訪ねました。

早速、部屋中に溜まった壁土の清掃です。休憩時間にご主人と奥さんに話しかけると気軽に話していただけました。「携帯も頻回に鳴るので、どうしようかと思っていると、主人が逃げようと言うので、家財を二階に上げて逃げた。その後に洪水になった。逃げなかった人は胸まで水に浸かったそうだ」そのお家では2階の壁にくっきりと浸かった跡が残っています。「全壊です。どうやって再建するか?悩んでいます。どれくらい掛かるのか?全然わからない」と話しました。

1回目の休憩が終わると今度は床下の泥水のかき出しです。水が排出されず、手作業で土嚢に詰めて出すのですが、土嚢袋が足りないくらいです。手袋は勿論、マスクもゴーグルも服も泥だらけになりました。こんなにマスクが汚れた経験は初めてです。さすがに泥出しはキツイ。いきなりご主人がお風呂の天井を剥がし始めました。「浸水した家の片付けに入る時、天井はすべて剥がしたつもりだったけど、お風呂までは気が付かなかった」と奥さん。はがされた天井からは水を含んでパンパンに膨れた断熱材がむき出しになりました。「こうした作業にどれだけの意味があるのか?全壊の家を建て直すとなると基礎からやり直さなくては?」などと考えていると、奥さんが「費用が心配。少しでも使える部分があるのなら生かしたい。お隣は建て替えを決意された」と話されました。心を見透かされたようで戸惑いました。被災者の思いは複雑で深刻です。何も言えるはずもなく、作業を続けるのみです。

家の中から見ると、道路に面したブロック壁が手前に凹んだ感じでしたので、「こんな建て方もあるのかな?」と思って外から見ると、完全に内側に凹んで、ブロックもひび割れていました。決壊した堤防が真向かいに見えます。水の破壊力に圧倒される思いです。お隣のブロック塀も完全になぎ倒されている感じです。

活動は9時30分から1時30分で終了。道具の泥を洗ってセンターに向かいました。出迎えた要員の皆さんが「お疲れ様」と声を掛け、かき氷に冷たい飲み物、手の消毒にウガイ、冷たいおしぼりを受け取りパンまでいただきました。

ボランティア活動は着実に進化しています。「至れる尽くせり」と言う感じです。「ここまでしていただかなくとも」という気持ちと同時に、洗練された活動スタイルに「ボランティアだけなら災対連はいらないのではないか?」という気持ちにもなりました。それだけに、困っている人たちに支援だけではなく、権利や要求運動、不安と希望にどれだけ寄り添えるのかを考えました。ボランティアセンターが何時までもあるわけではありません。この地域で生活を再建する人たちに災対連は何ができるのか?住民運動として要求実現のをお手伝いできる思考力と行動が求められると思いました。


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