岡山県労働組合会議

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8.10県災対連ボランティア活動

とき:2018年8月10日(金)9時~

ところ:倉敷市真備町箭田

8月10日、災対連として3回目のボランティア活動を倉敷市真備で行いました。今日は2名の活動でした。新倉敷駅でバスを待とうと少し早く行ったつもりでしたが、すでに沢山の方が並んでいました。8日とは大きな違いです。


会社のボランティア休暇を利用して8日から3日間活動している皆さんは全国から集まっていました。会社の名前はきいていませんがいい会社です。ボランティア活動を会社として認めています。バスを待つ間、隣の男性と話していると女性の二人組とも話題が繋がり、倉敷の名物やお酒の話になりました。美観地区を散策した方もいて、ボランティアを理由に倉敷を楽しんでいただいていることに親しみを持ちました。2人組の女性は愛知からきていると話し、ボランティアにはよく来ると聞きました。ボランティアが生きがいというか、ステイタスにしている人がいることにびっくりです。遠いところから旅費を自腹でボランティアに来るんですから観光も当たり前かな?とも思いました。


待ち人来たらずで早速、シャトルバスに乗りました。相席の女性は2度目のボランチアで話が弾みました。知人が被災して個人的に支援されたそうです。知人はすでに避難してアパートで暮らされているそうです。そんな話を聞いていると仲間から電話があり、ボランティアセンターで待ち合わせることになりました。ボランティアセンターはやはり沢山の人が来ていました。かなりの時間待って説明を受け、サテライトセンターへ。そこではマッチングのためにまた、待たされました。待っていると高校生が大挙してきました。聞くと相生高校だそうで、夏休みのボランティア活動だと思いますが、わざわざ兵庫からです。結局、作業開始は11時。家を出たのが6時半ですから4時間半後にやっとです。


今日は地元観光のお世話をされている女性からの要望で、幹線道路脇の歩道の泥撤去となりました。その女性のお話だと、「子どもたちの通学道路であり匂いもする。外から来た人が、復興が遅れ汚れた街というイメージを持たれるのは残念」ということでした。でもって、30人がかりで泥をすくい土嚢に詰める作業を14時まで行いました。20分作業10分の休憩を守りつつ、昼休憩は30分で作業を続けました。これまではお家の作業でしたが、今回は炎天下での作業となり、疲労も激しい一日でした。それでも積もった土の山を2つ撤去するのが精一杯でした。地元女性が作業終了の頃だと言って現場を見に来られました。「真備は筍の産地、竹藪は被災していないので春になれば美味しい筍がいっぱいできる。無料で掘れるからぜひ来てほしい」と言ってくれました。


サテライトに帰ると近畿大学の学生さんがバスで帰る所でした。体格のいい学生さんは服装もお揃いで頼もしい。今日のグループは岡山が2人、東京から来た人が3人でした。遠くからわざわざ支援に来てくださった方がいることに驚きました。私は2014年の広島災害でボランティアを経験しただけですが、2日間の真備の活動で「人は捨てたもんじゃない。まだまだ日本の良心は健在だ」との思いを強くしました。「8月中にもう一度来よう」と決意しました。


帰りのシャトルバスでは大坂から来た人と相席になり話しました。花火の話になり、「大阪周辺では1万発の花火見学に行きます。岡山は小規模の花火があちこちであるんですね」と親しげに話され、最初の不愛想なイメージは変わりました。改めて地元の花火大会を思い出しました。「岡山市は今回、花火をやめました。県南では玉野の花火が海から見学出来ていいですよ」と一回きりの見学を思い出し、さもいつも見学しているかのように話を合わせました。いろいろな人に話しかけてボランティアの心を探ろうとした今回の災対連としての今回の活動もそろそろ終わりです。同じようにボランティアをしながら帰りの電車では一言も言葉を交わさず、別れていく人たちは何を思って真備町に集まるのでしょうか?私なりの結論は、結局、繋がりを求めて集まるんだと思いました。。次回は思惑なしで参加したいものです。

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