岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2018年6月8日

とき:2018年6月6日~7日

ところ:岡山労働局、広島県&労働局、山口県&労働局

全労連中国ブロック最賃キャラバン後半
全労連中国ブロックは4年目となる最賃キャラバンを行い、5日の島根・鳥取に続き、6日~7日は岡山・広島・山口の各県の労働局、県庁を訪問して要請を行いました。
労働局に対しては①最低賃金を早急に1000円に引き上げること、②全国一律最低賃金制度を実現するよう国に意見書を上げていただくこと、③審議会の委員選考にあたっては公正な任命をすること、④業務改善助成金などの企業支援を継続した支援とすることの4点を要請しました。山口県労連は専門部会の傍聴と不服申し出としての意見陳述を要請しました。県に対しては、①労働局に最賃引き上げの意見書を上げていただくこと、②中小零細企業への財政支援を充実していただくこと、③人口流出の原因となっている中央と地方の賃金格差の要因は最賃額の決め方(4ランク)にあることを踏まえ、全国一律最賃制度の実現を国に要望すること、④公正取引の確立を前提に優越的地位にある企業の下請けいじめや単価の一方的切り下げがなされないよう、指導の強化を求めました。


私たちが問題意識として改善を求めている点を記しておきたいと思います。①労働局も県も最賃額の適正を審議会で議論した結果として現行の最賃額を答申しているというのですが、私たちにはその議論を知るすべがないために、かみ合った議論ができません。議論の概要は閲覧、或いはコピーできるのですが、概要であり通り一遍の流れしか記されていません。肝心な議論が記されていません。なぜ1000円の最賃額が実現できないのか?すぐにできなくとも計画も示されない中では不信感は膨らむだけです。少なくとも政労使で合意された1000円はいつ実現するのでしょうか?今のペースでも岡山県の場合8年はかかります。これは合意と言えるのでしょうか?

 審議会の傍聴も冒頭の差しさわりのない部分しか聞くことができず、肝心な議論は審議会委員長の裁量で「非公開」にされています。なぜ非公開なのか?そこにも私たちの疑問があります。「公開にすると審議会で本音の議論ができない」という理由ですが、私たちにすれば「鳥取で公開にできることがなぜ他県でできないのか」と問いたくなります。さらに非公開の理由は説明されません。岡山労働局では室長さんが「説明するよう助言する」と言ってくれたことはありがたいことです。②最賃のランク分けについては、地域の物価などを例にその是非が議論になります。しかし政府のどの資料を見てもランク分けをする根拠は見当たりません。逆にランク分けが地域経済に格差をもたらしているとも言えます。県も労働局も国の制度だと言って地方最賃の責任を逃れようとしていますが、結果はいつも中央最賃答申に右へ倣えするだけです。私たちの意見や資料(政府の資料)も審議会に反映されているのでしょうか?伝えていると返事はあるのですが、それではどうゆう議論があったのかは説明がありません。ジレンマを感じます。事務局の積極的な助言を求めました。

③業務改善助成金は企業の支払い能力と体力を高めるためのものです。当然、資本投下を伴うものであり、設備通しと賃金を上げることが前提です。今日のように地域経済が疲弊する中で設備投資は厳しく、特に中小零細企業への持続的で抜本的な支援こそ求められていると訴えました。実際に利用されている件数を聞くと鳥取で16件、岡山で32件です。利用件数からみても効果を上げていないことは明らかです。④審議会の委員選考では私たちが推薦する候補者はいつも除外されています。「理由は総合的に判断して」です。到底納得できるものではありません。選考基準が明らかにされず、選考除外だけは明確ですがその理由は曖昧です。恣意的な選考だと思いますが、説明責任が問われています。事務局の助言を求めました。⑤公正取引では国も「公正取引振興財団」「下請け企業駆け込みで寺」などの制度で運用を始めているとされます。推移をも守りたいと思います。


キャラバンの最終日、山口市の商店街で11人が参加、280個のチラシ入りティッシュを配りました。


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