岡山県労働組合会議

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3.10組織拡大交流会

3月16日(土)、震災・原発事故被災者を追悼する集会とデモの後、県労会議は組織拡大について交流会を行いました。日程の都合上、午後の集会に出席できなくなったのは残念です。同時に10日は弁護士会の学習会、女性デーの催しなどとも重なり、「何故この日にこんなにも」との思いが重なって、3.11に対する私たちの思いも分散していることを自覚した次第です。

組織拡大交流会では7単産、4単組から事務局も含め24人が出席しました。

組織拡大は労働組合の生命線であり運動の要です。懸命な努力にも関わらず、入職が退職の人数に届かず組織減を招いている公務職場や、使用者側からの組合攻撃が厳しく、やむなく組織減となっている組合など様々です。職場の先輩や管理職が「組合に入るな」と新入職員に声掛けをするケースやメリットがないと脱退する侵入組合員など組織減を招く要因もあります。いずれにしても、組織減になっている実態に変わりはなく、それぞれの経験を持ち寄って4月に向けた組織拡大に生かそうと交流会を開催しました。

それぞれの組合の取り組みや悩みは出されましたが、交流するところまでには至らず、全労連から来た常任幹事や事務局が質問をして課題を共有する役割を果たしました。

意見を聞いていると、専従がいる所といないところではやはり取り組みに差があること、組合運動をすると仕事も忙しい上に運動が重なり負担感は重いようです。当然ですが、話を着ているとそれを乗り越えようとする意欲がまだ湧いていない感じです。簡単ではないと思いますが、そこを克服しないと前に進めない気もします。ただ、それを言うのは酷な気もして言い出せません。共済や組合のメリット感を広げて定着に努力している反面、メリットではなく本来の組合運動を理解してもらうことが大切だとする意見も出るなど、拡大運動の力点の違いも浮き彫りになりました。メリットが誤解されている面もありますが、使用者との交渉・団交は組合ならではのメリットだということやストライキをして職場放棄をしても解雇にならないのは最高のメリットです。組合のないところではこのメリットが見えていません。

公務の職場では学習運動や交流会で、組合運動の発見や親近感に繋げる努力なども語られました。事前アンケートで基礎的な運動を把握しつつ、具体的な取り組みを聞きました。

ユニオンショップ協定やオープンショップでの違いはあるものの、労働組合員として活動する人をどう増やすかだと思っています。いろいろ方法論はあると思いますが、考えられる取り組みをやってそれで本当に組合員が増えないのなら、それはそれで諦めるしかないのですが、まだまだやれることはあると思います。要は自分が本当の意味で組合を強く、自覚的に働きやすい職場にしようとしているのか?或いは暴走政治と闘おうとしているのかが問われているように思います。自分の要求で組合員を増やすことができれば、迫力のある訴えができそうな気がします。勿論、仲間の励ましあってのことですが。次回はもっと意見交換のできる交流会をめざしたいと思います。

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