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12.15改憲許さない全県代表者会議

12月15日、憲法共同センターは「改憲を許さない全県代表者会議」を開き21人にご参加いただきました。急な呼びかけであり、役員会以外では数年ぶりの集まりとなったために、誰が代表者なのかはっきりしない中で開きましたが、よくお集まりいただいたと思います。

中尾代表が直近の憲法情勢をお話する形で開会のあいさつを行い、伊原事務局長が「安倍9条改憲NO 市民アクション3000万署名」達成のための事務局体制や取り組みの視点、宣伝方法、学習会強化などについて報告しました。

特に、署名を推進するうえで市民アクション作成のグッズの活用、ミニパンフを使った学習会、地域を視野に入れた戸別訪問を中心とした署名運動などを強調しました。署名目標は全県で30万、集約体制は組織毎が基本ですが、地域にセンターが確立している団体を中心に集約体制をつくります。組織に属さない個人の運動は直接に共同センターが集約します。

再度、役員会で組織表をつくって集約日を決めるなど、当面の取り組みを話しました。

参加者の意見では、大西さんが地域署名の経験を報告しました。「毎月9日に東川原を回っている。平均して30~35筆の集約。11日~13西は福島地域で8人が参加。2人組で国保、生活保護、憲法の3点セットで2時間くらい回った。国保が85筆、生活保護が80筆、憲法は65筆だった。憲法を先にすると賛成・反対が明確になり国保署名を先にした。声の宣伝やビラなどがほしい。平和委員会は1人20筆で7500の署名で取り組んでいる」と話しました。

共産党の小坂国民大運動担当は「党は15万を目標に、現在4300を集約。毎週1回の署名行動を呼びかけ、6分の1の支部が動いている。高島団地で署名を取り組んだが16人が2時間行動、6組で103人と対話して、53筆を集約した」と最近の取り組みを紹介。続けて。「瀬戸内市での取り組み紹介し、社民党の柴田さんも加わり、1回目の集会を12月20日に開く。津村衆議院議員も参加の意向。署名の特徴は30代~40代の若い人は気軽に署名に応じてくれるが戦争体験者は「9条を変えるべき」と署名を拒否する人が高島の経験でも5~6人いた」話しました。

操南学区の小林さんは「案内の仕方が不十分な気がしたどこまで呼び掛けているのか?県民アクションや戦争させない1000人委員会との関係は?署名を地域でやるための宣伝物やチラシをどうするのか」と質問。この問題では事務局から「センターとしての体制はこれから。既存の団体へは呼び掛けたが、全県の代表者は組織名簿があるわけではない。呼びかけを広げながら、志を持つ人を結集する運動に広げる。グッズは紹介したが、できれば統一的な宣伝にしたい。チラシなどはダウンロードできるものもあり活用できる。要望があれば一括注文もできる。地域で憲法を語れる人を増やしながら広げてほしい」と返事。

吉備中央町の代表者は9条の会で小畑先生を講師に6回の憲法学習をやった。戦争体験を聞く会を持ちながら、1月13日に会の発足に向けた総会を開く。これまでに署名は150筆集約した。9日と10日に統一行動を行い、5人で40筆を集約。留守の世帯が多かったが4割が拒否した。事務局は三浦さんが担当する。地域には1万3千人が住んでいるが3千を目標にしている。

毎回、共同センターの署名行動に参加している杉山さんは「9条を知らない人が多い。9条を書いた手書きの文書を見せながら署名をしている」と9条を知らせる大切さを話しました。

革新懇の明石さんは「21日に拡大世話人会を開き、地域をどうするのか話し合う。参加してほしい」と訴えました。

児島9条の田中さんは「4つの組織で改憲をさせない運動にどう取り組むのか?ばらばらにやるのではなく、児島9条の会の田中が中心となって署名の集約をしたい。400人の会員がいる。実数で300世帯だが。声明を訪問しながら届けて3千万にふさわしい闘いをしたい。地域も代表メンバーを決めて割り当て推進する。医療生協の会員が1500世帯ある。これにも届けて署名を広げたい。署名の報告については緻密の報告が必要と考える。政治方向ではなく実数を掴む組織体制にしてほしい。また、運動は如何に火をつけるかが大切であり、事務局でも考えてほしい」と地域づくりを強調しました。

倉敷水島の志賀さんは「昨日署名の推進体制を話し合った。2万の目標に対して2万6千筆を集めようと話し合った。3千万なので60の寺社を回るなど、立場を超えた創意ある運動を考えている今までと違ったスタイルで明日を切り開きたい。年明けにキックオフ集会を計画している」と報告しました。

まとめの中でも「署名の集約の仕方や宣伝グッズ、宣伝戦などいくつかの課題を報告しながら、注文や期待に応じながら推進体制を広げたい」と事務局としての役割を強調して、運動の推進を確認しました。共同センターが今後、年末までに2回の宣伝を予定しています。どうぞご参加ください。

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